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船井幸雄注目の “本物”に携わる人たち

このページでは、舩井幸雄が注目していた、医療、経営、農業、未来予測、占星術などあらゆる分野で活躍する“本物”と言っていい方々を紹介します。それぞれの方に毎月1回、3回ずつコラムを書いていただき、順番にいろいろな方を紹介させていただきます。

2011.5.10(第5回)
★今回の執筆者★
名桜大学教授・国際EM技術研究所所長 比嘉 照夫さん(2回目)
(比嘉さんの詳しいプロフィールはページ下にあります。)
EMによる地域全体の放射能汚染対策 
〜放射能対策に関するEM(有用微生物群)の可能性A〜

―はじめに―
 前回は、EMの特性とEM・Xゴールドによる内部被曝対策について述べたが、先週までに様々な反響が寄せられている。放射線の場合は、身体放射線負荷量を計測すれば、その物質が被曝に対し、効果があるか否かということが明確にチェックできるため、「効果があるらしい」というらしき話も、この計測の前では正確なジャッジが下されることになる。
 DNDやこのブログを含め、私が発信した放射能被曝対策は、多くの人々に知られるようになり、福島の原発事故現場の複数の作業員からも、次のような情報が寄せられている。
 「前回に現場に入った時は、その後、顔や体に軽い発疹状のものができ、全身がだるくて、疲労困ぱいとなったが、EM・Xゴールドのことを知り、飲み始めたら、様々な症状が治まったので安心した。」
 「被曝量は、法定基準内であったが、第2回の作業の場合は、現場でEM・Xゴールドを目安よりも、やや多めに飲んだら、体調もよく、作業終了後には発疹も全く出ず、だるさも疲労感もない。もちろん被曝量も法定基準以下であった」とのことである。
 このようなことが本当か否かは、関係する皆様がEM・Xゴールドを飲んだ作業員と飲まなかった作業員を対象に、測定すれば解ることである。ダイオキシンについても、次のような事例がある。ごみ焼却場の解体作業に当って、EM・Xゴールドを飲み続けていた作業員は、工事終了後の血中ダイオキシンは減少し、一般の人よりも低くなったのに対し、飲まなかった作業員は、明らかに高くなったという事実である。
 放射能とダイオキシンは、性質が異なるとはいえ、体内のフリーラジカルの発生は類似のメカニズムである。その上、体内における放射性セシウム137の半減期は、大人で100〜150日程度であるが、ダイオキシンの場合は、半減期的なものはなく、生涯にわたって蓄積されるというやっかいな側面を持っている。
 ダイオキシンは、総合評価において、人類が作り出した化学物質で、史上最強の有毒物質である。自然界には、そのダイオキシンを資化(エサにする)する微生物がおり、EMの密度を高めると、放線菌等々が増え、ダイオキシンを比較的短期間に分解することも明らかとなっている。
 また、自然界には、放射能に対し、強い微生物や放射能エネルギーを活用し、無害化する微生物の存在が明らかとなっている。EMを施用し続けると、ダイオキシンの分解微生物の増殖を促進したのと同じように、放射能を減少させる微生物も、同時に増殖させると思われる状況証拠もある。とは言え、法的に全く問題もなく、しかも、農業生産を高め、環境を積極的にクリーンにし、川や海の生態系を豊かにすると同時に、放射能対策に安価で即戦力となるのはEMのみである。なぜならば、EM以外の微生物は、まだ研究レベルであり、法的にも、コスト的にも、技術的にも、実用化の目途は全く立っていないからである。

―なぜEMが放射能対策に有効であることが明らかとなったのか?―
 前回述べたチェルノブイリ原発事故の風下に位置し、大々的に被災したベラルーシでのEMによる放射能対策の実験が始まった当初、土壌にEMを散布すると、ストロンチウムは吸収が抑制され、全く吸収されないのに対し、セシウム137は、吸収が促進されているという結果が出た。この事例は、1997年のEM医学国際会議でも発表されたが、その結果は、私の期待を裏切るものであった。
 私は、この結果について、EMの施用量が足りなかったのではないかとコメントしたが、使われたEMの量が、日本で使用している50分の1以下の量であったためである。次年度の研究では、EMの施用量を増やして行なうことになり、新たな実験区を設定することになった。1998年の春に、1ha当り50Lを散布したが、その量は、日本の使用量の10分の1以下である。
 その年の8月、私は、コノプリヤ教授の案内で立ち入り禁止地区にあるベラルーシ国立放射線生物学研究所の実験場を訪ねたが、それ以前は、ベラルーシへ行っても、ミンスクの研究所での討議が中心で、現地へ行きたいと要望しても、車の手配や人手が不充分、もしも、何かがあったら等々の理由で行けなかったのである。
 立ち入り禁止地区へ入るには、パスポートを預け、許可証をもらい、2時間以内に戻るという書類にサインせねばならず、厳重な警戒態勢となっていた。先ず小規模の圃場実験、ラットの曝露試験等々の案内をしてもらい、EMの効果についての説明を受けた後に、10m×10mに区切られた本試験地をチェックしたのである。
 驚いたことに、各ブロックの外側が100マイクロレントゲンであったのに対し、その中心部は85〜90マイクロレントゲンと下がっていたのである。私は、このことをコノプリヤ教授にカウンターの数値を見せながら、放射線量が減っている旨を説明したが、彼は、カウンターが不安定なためで、こんなバカなことはない、といって否定したのである。
 私は、別の場所でも、何度も同じようなチェックを行なったが、EMを散布していない場所は、どこを測っても100マイクロレントゲンを示し、EMを散布した10m×10mの区の中心になるほど低くなることを確認したのである。なぜ、中心部だけか、という疑問に対し、外側は放射線がかぶってしまうのではないかと考え、持っていたEMセラミックスパウダーを地表面が見えなくなる程度に薄くまいて、カウンターで測定したのである。なんと一瞬、カウンターがゼロ点近くまで下がり、その後、徐々に数値が戻り、5分後くらいで、再び100マイクロレントゲンに戻ったのである。このチェックを数回くり返したが、カウンターが当初、ゼロ点近くに下がり、徐々に元に戻った例は、EMセラミックスをまいた場合のみで、その他の場所は、常に初めから100マイクロレントゲンを示していたのである。
 この件については、拙著『甦る未来』(2000年 サンマーク出版)の84〜87頁でも述べたとおりであるが、私は、コノプリヤ教授に、放射能の軽減対策としてEMの施用量を増やすこと、外部の被曝の影響が出ない条件で実験するようにお願いしたのである。当初は、全く相手にしなかったコノプリヤ教授も、とうとう、私の説得に根負けし、次年度に再実験を行ない、EMの施用量が増えると、ストロンチウムはもとより、セシウム137も吸収せず、放射線量は年間で15%減ったという結果を得たのである。このことはドイツのフンボルト大学の教授経由で、ウクライナにも知らされ、チェルノブイリの被曝地で試験した結果、年間で30〜35%も放射線量が下がったという事実が確認されたのである。
 
―地域全体の放射能汚染対策―
 これまで述べた結果は、ベラルーシの複雑な政治的事情で、放射能対策として活用されることなく、また多くの識者から、原発は安全なので、今後は、チェルノブイリのようなことは起こらないため、この研究の応用の出番はないのではないかと言われたが、その裏には、「そんなバカな」という皮肉を込めた空気も混じっていた。
 2005年、南ドイツのキムゼー湖で行われたEM国際フォーラムで、予約なしで、私に是非会いたいというベラルーシとウクライナに隣接した、ロシアの被曝地帯の研究者が訪ねてきた。
 彼は「放射能汚染地域でEMを徹底して使うと、放射性物質は作物に吸収されず、同時に、作物はEMによって土中の放射線を太陽と同じようにエネルギー源としても使えるようになるため、収量も増えるはずだ」という、私の仮説にチャレンジしたとのことであった。
 興奮気味に、Dr.Higaの言っていることが本当だったと説明し、私に2種類の麦の穂と植物体を示したのである。EMをやらなかったものは、普通の穂で10cm内外、草丈も70cm内外であったのに対し、EMを施用した区は、穂の長さは15〜20cmもあり、草丈も90cm内外もあり、収量は2倍以上になったということである。確かに、これまで全く見たことがない巨大な麦の穂であった。しかも、放射性物質は殆ど吸収されておらず、すべて基準値以下とのことであった。
 このことは、放射性物質は、EMの活用次第では、エネルギー肥料になることを意味するものである。すなわち、基準値以下の弱い放射性物質を土壌にまいて、EMを活用すれば、従来の概念と異なった、エネルギー肥料としての放射性元素の活用が可能である、ということである。
 今回の福島県の被災した地域は、ベラルーシのような広大な面積ではないといえども、その地域全体に、EMを散布するのは容易ではないと考えがちである。しかし、この問題は、すべての農業用水にEMを添加し、それ以外の土壌は、消防の散水的な方法でEMを散布すれば、農業生産も高まり、環境がクリーンになり、河川や海も浄化され、生態系も豊かになり、1年以内には解決できるものと考えている。
 大量のEMをどのように供給するかということになるが、EMは、長期に保存しなければ、学校のプール、水産養殖プール、プラスチックシートによる簡易プール等々で週に1回ペースで1度に100〜1000トン単位で増やすことも極めて容易である。その上、コストは知れたもので、個人の農地は、各々の営農コストに影響が出ないくらい安価に対応できるものである。
 このEM活性液を市販の高圧洗浄機で住宅や建築物を洗い、校庭に散布したりすれば、問題は半年以内に解決するものであり、消防や自衛隊が協力すれば、たちどころに、ということになるが、この決心も今後のデータ次第である。
 現在のところ、EM栽培を続けてきた土壌の放射線量は、まわりの土壌がすべて上昇したのに対し、正常値を示しており、特に上昇は認められないという情報も寄せられている。また、立ち退きを余儀なくされている地域でも、試験的なEMの散布を始めており、その結果に期待したい。

Profile:比嘉 照夫(ひが てるお)

名桜大学教授・
国際EM技術研究所所長
比嘉 照夫さん
1941年12月28日沖縄県生まれ。琉球大学農学部農学科卒業後、九州大学大学院農学研究科博士課程修了。1970年に琉球大学講師として勤務。1972年に同大学助教授。1982年に同大学教授。2007年には同大学名誉教授となり、同年4月より名桜大学教授及び国際EM技術研究所所長に就任。「EM」を研究開発し、EMは農業・畜産・環境・建設・工業利用・健康・医学などの幅広い分野で活用され、現在世界150ヵ国余に普及されている。また、「EM」は1997年1月発行の『現代用語の基礎知識』に「最新キーワード」として取り上げられ、学校はもとより多数の自治体で積極的な活用が進められている。主な著書に『地球を救う大変革』(1993年、サンマーク出版)、『甦る未来』(2000年、サンマーク出版)など多数。
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