img

船井幸雄注目の “本物”に携わる人たち

このページでは、舩井幸雄が注目していた、医療、経営、農業、未来予測、占星術などあらゆる分野で活躍する“本物”と言っていい方々を紹介します。それぞれの方に毎月1回、3回ずつコラムを書いていただき、順番にいろいろな方を紹介させていただきます。

2011.12.10(第12回)
★今回の執筆者★
池川クリニック院長 池川 明さん(3回目)
(池川さんの詳しいプロフィールはページ下にあります。)
医療における死生観

 胎内記憶から読み取れるこの世の仕組みは、従来宗教で言われてきたことと同じような世界観になります。輪廻転生があり、人間は目的を持って生まれてきて、学習し、人の役に立つためにこの世に生を受ける、というような内容です。この世界観を医療の現場も持ち込めば、医療分野における医療者の役割がかなり変わるのではないかと思います。

 退行催眠には死の瞬間を覚えている人のエピソードがたくさん語られていますが、胎内記憶で聞き出した内容にも、同様の体験を語る人がいます。聞き取りした中では、死ぬ事を嫌だったと語る人にはまだ出会ったことがなく、淡々と「死にました」と語る人がほとんどです。
 ある30代女性は、太平洋戦争と思われる時の記憶があり、その時には14歳の少女で逃げ惑っていた時に爆弾が炸裂してそのまま死を迎えた、と語ってくれました。すぐに空の上に戻り、友人が待っていてくれたそうですが、そのような記憶を母親に語った時に否定され、とても悲しい思いを持ったそうです。そういった記憶があることで、人生がとても辛かったそうですが、記憶があることで唯一良いということがあったとすると「死ぬことは怖くない」ことだそうです。死んだ後で戻った世界を覚えており、あの穏やかな所に戻れるなら死ぬことは怖くない、と言うのです。だからと言って死に急ぐことはないと言うのです。

 唯物史観にたてば、一回きりのこの人生が大切で、一分一秒でも長生きすることがいいことなのでしょう。しかし、胎内記憶を知ると、私たちは何度も生まれ変わっていて、輪廻転生があるらしいことが読み取れます。もし本当に私たちは輪廻転生を繰り返してこの世に何度も生まれ変わってきていると仮定したら、何のために生まれてくるのでしょうか? 中間世の記憶のある人が何人かそのような問いかけに自分の記憶から答えています。
 一生でどれだけの学びをして、どれだけの人の役に立ったのかが重要である、と多くの人は言います。すなわち、あちらの世界の基準は、現世における唯物的なものの価値が重要とする考えではなく、どのような生き方をしたのか、というような質に重きを置くようです。
 現在、死亡する直前に大量の医療技術をつぎ込んで一分一秒でも長く生きるのがいいのだ、と考えるのは唯物史観であればこそです。しかし輪廻転生があるという立場に立てば、人生の長さよりも一生でどれだけの役目を果たすことができたのかが大切でしょう。そのような価値観を持つ人の看取りは、同じ価値観を共有することができる医療者が望ましいと考えます。そのような価値観を持つ医療者が次第に増えてきているように感じます。

 産科の世界では流産・死産は必ず避けて通れない問題です。多くの方は短すぎる赤ちゃんの命を可哀想だ、と考えるでしょう。しかし赤ちゃんに直接聞くことができれば、全く違った答えが用意されていることはよくあることです。私たちが短いと考える赤ちゃんの人生も、十分に満足している赤ちゃんも決して少なくないのです。

 生まれるときは自宅で、死ぬときも自宅で、というかつて当たり前であったことが、現在では生も死も病院で、と命を扱うことを人任せにしてきたことで、失った何かがあるのではないでしょうか。その失われたものを取り戻すお手伝いをすることが、これからの医療者の大きな役割の一つになるのではないか、と考えております。

Profile:池川 明(いけがわ あきら)

池川クリニック院長
池川 明さん
1954年東京都生まれ。
帝京大学医学部大学院卒。医学博士。
上尾中央総合病院産婦人科部長を経て、1989年横浜市に産婦人科の池川クリニックを開設。年間約100件の出産を扱い現在に至る。2001年9月、全国の保険医で構成する保団連医療研究集会で『胎内記憶』について発表し、それが新聞で紹介され話題となる。現在、お産を通して、豊かな人生を送ることができるようになることを目指している。著書は『胎内記憶』(角川SSC新書)、『ママのおなかをえらんできたよ。』(リヨン社)、『子どもは親を選んで生まれてくる』(日本教文社)など多数。
★池川クリニックHP: http://www1.seaple.icc.ne.jp/aikegawa/index.html
バックナンバー
2017.08.10:ツキを呼ぶこと〜真の自由、幸せ (田中 清一郎(たなか せいいちろう))
2017.07.10:奇跡はこうやって起こる (田中 清一郎(たなか せいいちろう))
2017.06.10:贅沢と、三つのない (伊藤 好則(いとう よしのり))
2017.05.10:働く、と、はたらく (伊藤 好則(いとう よしのり))
2017.04.10:出会いと気づき (伊藤 好則(いとう よしのり))
2017.03.10:光冷暖への歩み6 (二枝 たかはる(ふたえだ たかはる))
2017.02.10:光冷暖への歩み5 (二枝 たかはる(ふたえだ たかはる))
2017.01.10:光冷暖への歩み4 (二枝 たかはる(ふたえだ たかはる))
2016.12.10:光冷暖への歩み3 (二枝 たかはる(ふたえだ たかはる))
2016.11.10:光冷暖への歩み2 (二枝 たかはる(ふたえだ たかはる))
2016.10.10:光冷暖への歩み (二枝 たかはる(ふたえだ たかはる))
2016.09.10:老いと死を意識して“いまを生きる力”を最大限に発揮する!――いのちの管理者であるあなたこそ人生の主役 (篠原 佳年(しのはら よしとし))
2016.08.10:生死同源 (篠原 佳年(しのはら よしとし))
2016.07.10:レット・イット・ゴー(あるがままに) (篠原 佳年(しのはら よしとし))
2016.06.10:「イメージパワー」で世界を変える! (山岡 尚樹(やまおか なおき))
2016.05.10:「気」で潜在脳力を引き出す! (山岡 尚樹(やまおか なおき))
2016.04.10:「音」で右脳を目覚めさせる! (山岡 尚樹(やまおか なおき))
2016.03.10:新生地球を創るのは私たち (山内 尚子(やまうち なおこ))
2016.02.10:新生地球を生きるためのクリーニング (山内 尚子(やまうち なおこ))
2016.01.10:新生地球を楽しくスタートするために (山内 尚子(やまうち なおこ))
2015.12.10:未来の光エネルギー (末廣 淳郎(すえひろ じゅんろう))
2015.11.10:『電磁波、農業、音響への応用』について (末廣 淳郎(すえひろ じゅんろう))
2015.10.10:次元の高い波動エネルギーの原理原則の一つ 〜『バランスコントロール』について〜 (末廣 淳郎(すえひろ じゅんろう))
2015.09.10:Enex商品総仕上げ(ナノ) (大畠 昌幸(おおはた まさゆき))
2015.08.10:舩井幸雄先生との出逢い (大畠 昌幸(おおはた まさゆき))
2015.07.10:天然鉱石をEnex特殊加工 (大畠 昌幸(おおはた まさゆき))
2015.06.10:大いなる自己が言う「現在の地球の現状」 (天野 聖子(あまの せいこ))
2015.05.10:大いなる自己との対話で学んだこと (天野 聖子(あまの せいこ))
2015.04.10:本物を求めて… (天野 聖子(あまの せいこ))
2015.03.10:“本物”のテンポは人生を変える (片岡 由季(かたおか ゆき))
2015.02.10:“本物”を創りだすテンポ (片岡 由季(かたおか ゆき))
2015.01.10:本物だけが持つテンポ (片岡 由季(かたおか ゆき))
2014.12.10:つながりを知る (政木 和也(まさき かずや))
2014.11.10:明日を知る (政木 和也(まさき かずや))
2014.10.10:自分を知る (政木 和也(まさき かずや))
2014.09.10:人生を支えてくれた、思い、知恵、感情、夢。 (近藤 和子(こんどう かずこ))
2014.08.10:元気な体づくりは、電気信号から (近藤 和子(こんどう かずこ))
2014.07.10:サクラが科学の常識を変えた (近藤 和子(こんどう かずこ))
2014.06.10:ダイエットの新常識と、脳の活性化で人生は充実したものとなる (龍見 昇(たつみ のぼる))
2014.05.10:体が若返ると病気は自然に治る。 (龍見 昇(たつみ のぼる))
2014.04.10:細胞を元気にすれば、体のトラブルの9割は改善する (龍見 昇(たつみ のぼる))
2014.03.10:徒然物語 シメククリの一話 (岡田 多母(おかだ たも))
2014.02.10:徒然物語 ツヅキの一話 (岡田 多母(おかだ たも))
2014.01.10:徒然物語 ハジメの一話 (岡田 多母(おかだ たも))
2013.12.10:カルシウム不足解消こそ健康への近道 (鹿本 剛(しかもと つよし))
2013.11.10:カルシウムは食べるように摂るのが理想 (鹿本 剛(しかもと つよし))
2013.10.10:2500万年前から現代人への贈り物 〜真空カルシウム〜 (鹿本 剛(しかもと つよし))
2013.09.10:カリカから、本物を学ぶ 〜本物を知ることで、人は・・・正直になれる (今尾 充子(いまお みつこ))
2013.08.10:科学的根拠を追求することで、“本物”とは何かを知る (今尾 充子(いまお みつこ))
2013.07.10:野性のパパイアから、本物を知る (今尾 充子(いまお みつこ))
2013.06.10:綾からの発信 〜その3 母としての一筋の道〜 (郷田 美紀子(ごうだ みきこ))
2013.05.10:綾からの発信 〜その2 本ものへの道のり〜 (郷田 美紀子(ごうだ みきこ))
2013.04.10:綾からの発信 〜その1 本ものの定義〜 (郷田 美紀子(ごうだ みきこ))
2013.03.10:世界経済はなぜ不安定化したのか (力石 幸一(ちからいし こういち))
2013.02.10:500年のサイクルで世界を見てみる (力石 幸一(ちからいし こういち))
2013.01.10:情報とメディアの切っても切れない関係 (力石 幸一(ちからいし こういち))
2012.12.10:地球生態系の循環を考慮した新しい社会構想を考える (木内 鶴彦(きうち つるひこ))
2012.11.10:現在の社会構造 (木内 鶴彦(きうち つるひこ))
2012.10.10:地球生態系の中の人類 (木内 鶴彦(きうち つるひこ))
2012.09.10:触ればわかる ― 触診 (森 美智代(もり みちよ))
2012.08.10:スピリチュアル気功 (森 美智代(もり みちよ))
2012.07.10:少食は世界を1つに、地球を天国にする (森 美智代(もり みちよ))
2012.06.10:すべては心のウチに (近藤 洋一(こんどう よういち))
2012.05.10:体の中の森 (近藤 洋一(こんどう よういち))
2012.04.10:森林王国への道 (近藤 洋一(こんどう よういち))
2012.03.10:日本が誇る「メタマテリアル」技術! (清水 美裕(しみず よしひろ))
2012.02.10:過去は変わると知っていますか? (清水 美裕(しみず よしひろ))
2012.01.10:22世紀へ続く科学を求めて (清水 美裕(しみず よしひろ))
2011.12.10:医療における死生観 (池川 明(いけがわ あきら))
2011.11.10:胎内記憶 (池川 明(いけがわ あきら))
2011.10.10:赤ちゃんと会話しながらお産する(池川 明(いけがわ あきら))
2011.09.16:念ずれば花ひらく 〜「花ひらくまで念ずる」〜(平良 和枝(たいら かずえ))
2011.08.12:外と内の世界をつなぐ大切な“お口”〜KAZUデンタルのお口の中は小宇宙〜(平良 和枝(たいら かずえ))
2011.07.10:〜はじめまして〜(平良 和枝(たいら かずえ))
2011.06.10 :EMによる原子力発電所における高濃度放射能汚染対策と使用済燃料の高度利用の可能性について
〜放射能対策に関するEM(有用微生物群)の可能性B〜(比嘉 照夫(ひが てるお))

2011.05.10:EMによる地域全体の放射能汚染対策
〜放射能対策に関するEM(有用微生物群)の可能性A〜(比嘉 照夫(ひが てるお))

2011.04.11:EMによる被曝対策
〜放射能対策に関するEM(有用微生物群)の可能性〜(比嘉 照夫(ひが てるお))

2011.03.10:発明と愛は脳が喜ぶ(矢山 利彦(ややま としひこ))
2011.02.10:船井理論は頭をよくする(矢山 利彦(ややま としひこ))
2011.01.01:脳、気功、武道、クオンタムシフト(矢山 利彦(ややま としひこ))
51コラボセミナー メールマガジン登録 舩井メールクラブ 佐野51.com 舩井幸雄のツイッター