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船井幸雄注目の “本物”に携わる人たち

このページでは、舩井幸雄が注目していた、医療、経営、農業、未来予測、占星術などあらゆる分野で活躍する“本物”と言っていい方々を紹介します。それぞれの方に毎月1回、3回ずつコラムを書いていただき、順番にいろいろな方を紹介させていただきます。

2013.07.10(第31回)
★今回の執筆者★
株式会社 済度 代表取締役社長 
今尾 充子さん(1回目)
(今尾さんの詳しいプロフィールはページ下にあります。)
野性のパパイアから、本物を知る

 今月から3回にわたり、コラムを書かせていただくことになりました。
 執筆のお話しをいただいた時は、ちょっと戸惑い、お受けするのを躊躇していたのですが、周りに励まされて執筆させていただく決心をしました。
 私の人生の大半がカリカにどっぷりで、カリカを通して多くの人達との出会いや世の中の表や裏を教えてもらうことにもなりました。
 そして、「本物とは何か……」を知ることができました。
 せっかくいただいた執筆の機会です。私からみた「本物」についてお伝えできればと思います。


 先月、カリカの故郷、フィリピンに行ってきました。
 目的は、現地スタッフとカリカセラピSAIDO-PS501(以下、カリカ)の原料の生産計画の打ち合わせ。そして、カリカの原料となる野生のパパイアの視察と写真を撮るためです。

 カリカの原液を製造するSAIDO工場は、フィリピンの首都マニラから国内線の飛行機で約1時間、マニラのような大都会ではなく、一般的なフィリピンの人達が暮らす活気ある街の中にあります。十数年前から毎年訪れますが、日本人が好むような観光地がないためか、今まで一度も日本人に会ったことがありません。
 SAIDO工場からカリカの原料になる野生のパパイアが自生する山までは約2時間車を走らせます。山に入ると周りは色濃い緑のジャングルで草木が生い茂っていますが、道路はそれなりに舗装されていますので問題なく目的地に向かえます。
 お天気の良い日は、ギラギラ光る太陽と青〜い空と青〜い海がなんとも美しく、自然ってすごいっていつも感動します。ただし、暑いのは半端じゃありませんが……。

 カリカの原料を「野生のパパイア」にこだわった理由は、実は、直感、思い込みからでした。私がパパイア発酵食品に携わったのは、約26〜27年前からですが、カリカを自主生産するまでは、栽培パパイアでした。それが、済度を立ち上げ、新たにパパイア発酵食品を作ると決心した時には、私の頭の中は、「野生のパパイアでなくてはならない!」になっていました。
 その思い込みが功を奏し、カリカの効果を引き出す結果になりました。

 皆さまは、野生のパパイアと栽培パパイアの違いをご存じでしょうか。
 野性のパパイアは、きれいに整列している栽培パパイアとは異なり、同じ場所に繁茂しているわけではなく、パパイアの実を食べた鳥などの移動に合わせて種が落ちたところに芽を出し、自然土壌の栄養成分と強い太陽光線を浴びて力強く育ち、ぶどうの房のようにたわわに瑞々しい果実をつけます。
(添付写真(上):パパイア果実1)

 人の管理下で育つ栽培のパパイアと野生の中で育つパパイアとは、見た目でも色や張りの違いが明らかです。果皮に傷をつけると白色の汁が沁み出しますが、野生のパパイアは、その汁がほとばしるように溢れてきます。この汁には、有名なパパイン酵素がたっぷり含まれています。

 栽培のパパイアは、効率良く収穫できるように人の手で肥料を与えてもらい害虫を駆除するために薬をまいてもらいます。人間に管理されているので、自分の力では生きていけません。
 野性のパパイアは人間が介入しません。逆に野生のパパイアでも人の手が入ると弱くなってしまいます。一度、現地スタッフが山に自生するパパイアの苗木をSAIDO工場のある敷地の一角に植えたことがありましたが、育ちませんでした。肥料などを与えればある程度育ったかもしれませんが、カリカの原料にはならなかったでしょう。

 自生している野性のパパイアは、病気や害虫に強く、自然の変化に適応することができます。また、ジャングルの中では、水分や養分、太陽光の奪い合いに勝った強いものしか生き残ることができません。
 ですから、生き残ったパパイアは生命力が強く、種を残すために種子がびっしりなのです。
(添付写真(下):パパイア果実2)

 同じ野生のパパイアでも育つ環境条件によって成分が異なります。
 7〜8年前、フィリピンに大型台風が襲い、カリカの原料としていた野生のパパイアが倒れてしまい収穫できなくなってしまったことがありました。
 現地スタッフは、急いで新たな場所を探し出し、別の山のパパイアを確保してくれました。それからは、その山のパパイアがカリカの原料となっているのですが、そのパパイアが製品になった頃から品質が向上したように感じていました。
 専門家の方にその出来事を話したところ、太陽の当たり方や土壌によって同じ種類のものでも成分が全く違ってくるとのことで、「現在の場所のパパイアの方がカリカの効果に良い影響を与えているのでしょう」と仰っていました。これまでも、いろいろな種類のパパイアを研究してきましたが、今の野性のパパイアに勝るものは出てきていません。

 “栽培植物は人間が使いやすいように、よく使う部位を異常に発達させ、実を大きくしたり、葉や根だけを特に成育するように改良している。ある種の奇形植物で、人間の保護がないと生きられない生き物”と何かに書いてありましたが、私も同感で、まるで現代人に多くみられる薬漬け、多種類のサプリメント漬けのように思えます。

 お金儲けするためには、効率のよいシステムを作り、大量生産することが必要です。
 また、大量生産でなくても手間暇かかることはできるだけ避け、リスクやコストを下げることに重きを置き、良いものを作ることの追求よりもお金儲け優先の社会になっているように思えるのです。

 野性のパパイアを原料にすることは簡単ではありません。山の中に分け入ってパパイアを探し、ちょうどよい年頃の未熟果を厳選し、ひとつひとつ丁寧に集めなければなりません。本物の「カリカセラピSAIDO-PS501」を作るためには、人が関与しない自然が生きている場所、質の良いパパイアが育つ環境、信頼できるスタッフの協力が必須の条件です。

 自然を良く知り、生命の尊さを知り、欲張らず、明るく……。
 カリカの故郷は、大切なことを教えてくれる貴重なところです。

Profile:今尾 充子(いまお みつこ)

今尾 充子さん
株式会社 済度 代表取締役社長
1987年から26年にわたり青パパイア発酵食品の製造・研究開発・普及に携わる。野生の青パパイアの未熟果を原料に日本伝統の発酵技術を駆使し、青パパイア発酵食品「カリカセラピSAIDO-PS501」を開発。多くの人々の健康にお役に立ちたいという願いを現実にするために、科学的根拠に基づいた原料選定、安全性、品質管理、健康への影響評価を追求すべく各大学および公的な研究機関と共同研究を行い、多数の研究論文を発表。現在も新たなテーマで研究を続けている。
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