スピリチュアル・エナジー-ほおじろえいいち氏-
            このページは、科学ジャーナリストの
            ほおじろ えいいち氏によるコラムページです。
            ほおじろ氏は、先端科学とスピリチュアリティの統合を目指した内容の執筆をされています。
 私たち人間は肉体である以上に、エネルギー的な存在です。身体は一種の光の層につつまれていますし、細胞一つ一つも光につつまれています。その光の層は学問的にはヒューマン・エネルギー・フィールドといいます。このフィールドには実に様々な情報が含まれていて、その情報は遺伝子さえもコントロールしているという科学者もいます。また、驚くことにその光のエネルギー源は身体が取り入れた酸素の一部で活性酸素ではないかという科学者もいます。ヒューマン・エネルギー・フィールドは昔から俗にいわれてきたオーラを指すこともあり、古くインドやヨーガなどでいわれていたチャクラとも関係するといわれます。
    
     書物を調べると、チャクラとは、サンスクリット語で「車輪」を意味し、その意味どおりに車の輪のように回転する生命エネルギーの光で、光り輝いているといいます。なかでも主要な7つのチャクラは体の中心線上にあって身体の「生命エネルギー・センター」のような機能をもっている。そして、宇宙から生命エネルギーを取り入れるばかりではなく、そこからエネルギーを発することもできるといわれています。また、生命エネルギーの貯蔵池のような働きがあり、そこから経絡を通して身体に必要なエネルギーを供給しているのではないかともいわれています。そういう考え方からするとチャクラは、ヒューマン・エネルギー・フィールドと密接に関係しているといえるでしょう。
    
    
     おもしろいのは、これらのチャクラが身体の中にある内分泌腺と対応していて、チャクラのバランスが整っていれば、それぞれが対応する内分泌線もバランスよく機能するので、心身が健康であるという考え方です。逆にいうと、チャクラのバランスが崩れていると、健康な状態ではないということになります。一般に、チャクラの位置は、第1チャクラが肛門と性器の間、第2チャクラはお臍(へそ)の下あたり、第3チャクラはみぞおちのあたり、第4チャクラは心臓(胸の中央)、第5チャクラは喉、第6チャクラは眉間(いわゆる第3の目)、第7チャクラは頭頂の真下にあるといわれています。
    
    
     これに関係して最近、ある先端的な科学者から、興味深いことを聞きました。それは、すべてのものにはエネルギー的にプラスとマイナスのポラリティ(極性)があって、人間も例外ではない。つまり、男性はプラス(+)の、女性はマイナス(−)のエネルギー身体だという話です。
    
    
     なぜ男性が(+)なのかというと、精子を製造する性腺が(+)だから。精子の構造自体がエネルギー的に(+)であり、そこから性腺、つまり第1チャクラはエネルギー的に(+)ということになる。そうすると、自動的に第2チャクラが(−)、第3チャクラが(+)、第4チャクラが(−)、第5チャクラが(+)、第6チャクラが(−)、第7チャクラが(+)となるのだそうです。女性はまったく逆で、第1チャクラが(−)、第2チャクラが(+)、第3チャクラが(−)、第4チャクラが(+)、第5チャクラが(−)、第6チャクラが(+)、第7チャクラが(−)となっている。
    
    
     つまり男性は(+)が一つ多く、女性は(−)が一つ多い。だから男性はエネルギー的に(+)、女性は(−)。夫婦など男女一組は(+)と(−)であり、エネルギー的にバランスの取れた1セットのエネルギー体になる。つまり、エネルギー的に見ても人間は結婚して生活することが調和の取れた生き方となるというわけでしょう。
    
    
     ところが、最近困った問題が出てきたと、その科学者はいいます。それは世の男性たちがコンピュータや電子機器に囲まれた文明生活をしているうちに、第1チャクラが(−)になってしまっている。そこから自動的に7つのチャクラの極性が女性のそれと同じようになってしまって、全体として(−)が1つ多い。つまりエネルギー的に見ても男性は女性化しているというのです。第1チャクラが(−)になると、当然(−)の卵子を受精させることは困難になるといいます。もちろん、この説を科学的に正確に裏付けるのはまだできないと思いますが、とても参考になる考え方です。
    
    ※本コラムの著者・ほおじろえいいち先生は、月刊CD・カセット情報「JUST」9月号にゲストとして登場されています。どうぞお聴きくださいませ!
 
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1974年埼玉大学理工学部生化学科卒業。東京医科歯科大学医用器材研究所にて約3年間、「ホルモンの生体制御学」なる先端科学に挑戦。1980年に詩集『心的惑星圏』を自費出版。その後短編小説や詩を書いていたが、1993年、光文社より『脳に眠る「月のリズム」』を出版し、科学ジャーナリストとしてデビュー。以来、先端科学とスピリチュアリティ統合を目指して執筆活動を続けている。シェルドレイクの仮説を紹介する『なぜそれは起こるのか』(1996年)はベストセラーになった。
	  『魂の記憶』(2003年)を出版後は生きる意味に取り組み、ヒーリング・エナジーの研究を始めて、『幸せの進化形』 『ヒーリング・エナジー』(いずれも2005年)を出版。また、2006年12月にロシアのベストセラー本の邦訳版『「振り子の法則」リアリティ・トランサーフィン―幸運の波/不運の波の選択』、続いて2007年7月に『「願望実現の法則」リアリティ・トランサーフィン2―魂の快/不快の選択』ともに        
    (ヴァジム・ゼランド著 ほ        
    おじろ えいいち監修 徳間書店刊)を出版。2008年2月に『スピリチュアルの世界がよくわかる本』
(中経の文庫)、2009年10月に『ポジティブ思考では、なぜ成功できないのか?』
(学習研究社)を出版。2006年に無限波動技術株式会社(Q-Wave        
	  Technologies Inc.)を創設し、Q‐WaveヒーリングDVDなどを提供し始める。2009年12月に『人生を変えたいときに観るDVD』(発売・発行:無限波動技術)を出版。     
        
        公式サイト:http://www.eiichihojiro.jp






























