スピリチュアル・エナジー-ほおじろえいいち氏-
このページは、科学ジャーナリストの
ほおじろ えいいち氏によるコラムページです。
ほおじろ氏は、先端科学とスピリチュアリティの統合を目指した内容の執筆をされています。
ある女性は幸せな結婚生活を送っているのに対し、ある女性は苦しい結婚生活を余儀なくされている…。この違いはいったいどこから来るのでしょう。それは生まれながらの性格によるのでしょうか。それとも育った家庭環境によるのでしょうか。そうかもしれません。しかし、性格がよく、育った環境もいいのに、冷たい夫婦になったり、離婚することになったりするという人も少なくありません。
私は、過去にいろいろな方の人生相談を受けさせていただいたことがあるので、多くの人の人生を見る機会がありました。そしてそれらの事例を総合して、やはり人間というものは、性格や生まれ育った環境といったものを超えた運命的なもの、あるいはカルマのようなものに動かされていると考えるようになりました。そして、そのカルマを、「夫婦の関係に支障が出る」という運命の傾向ととらえると、とても理にかなっていると考えるようになったのです。
そして人により、このカルマの強弱があるらしいということにも気がつきました。このカルマが強烈に強いと、結婚したらすぐに相手の男性が事故や病気で亡くなってしまうようです。この段階を5としてみましょう。ここからその女性の持っているカルマの程度が少しずつ弱まっていくにしたがい、結婚生活に現れる現象が違ってきます。
段階4だと、たとえば2度も3度も離婚しては結婚を繰り返すが、結局幸せになれないで、最後は一人きりの寂しい生活となる。段階3だと、たとえばご主人が病気になってしまっているので、奥さんがバリバリと働かざるを得ないような状況になる。あるいは夫の女性問題で、いつもごたごたしている。また離婚にいたる。段階2だと、たとえば舅(しゅうと)や姑(しゅうとめ)との折り合いが悪いために夫との仲が冷えてくる、あるいは夫の単身赴任などで別居を余儀なくされる。段階1だと、一見夫との仲はよさそうに見えるけれども、心が通わない、あるいはすぐに夫婦喧嘩になってしまう。しかし離婚にまでは至らない、などです。
昨年末に、私は1冊の本を出しました。『人生を変えたいときに観るDVD』というタイトルの本です。そのなかに「夫の両親との関係で苦しむ女性のために」という一節を設けてひとつの提案をさせていただいております。関連する話題なので、以下にその一部を引用してみましょう。
…お嫁さんが、嫁いできた家の舅(しょうと)や姑(しゅうとめ)さん、あるいは夫の姉か妹などが同居していたりすると、お嫁さんは一般的にそういう人たちにとても気を遣います。彼らが同じ敷地内に住んでいても、毎日顔を合わせるので、気を遣うのは同じでしょう。お嫁さんが彼らととてもウマが合って、彼らもお嫁さんを心の底から愛してくれるのなら問題はありません。そういう幸せなお嫁さんはいます。そういう人は、おそらくこのカルマがないのでしょう。しかし、女性は多くの場合、夫の両親や家族と心の底からうまくやっていくのが苦手なようです。そして、そこから生じる気苦労は心身への大きなストレスとなるのです。
そういう女性(とくに日本人女性)は、多くの場合それがつらいことを夫に告白することができません。それをいうと夫の機嫌をそこねるのがよくわかるからです。それは家庭に波風を立てたくない、あるいは子供に悪い影響を与えたくないという、純粋でけなげな心遣いでもあるわけです。また、夫の両親や夫の兄弟に対する悪口にもなりかねないので、じっと我慢ということにもなるのでしょう。…(中略)…ここで一番問題なのは、そのお嫁さんが、夫や夫の両親に自分のいいたいことや自分の思いをいわずに、心の底に押し込めてしまうことです。それはネガティブなエネルギーとなってお嫁さんの心身に蓄積し、彼女の健康をむしばみ始めるからです。…(中略)…
そうすると、夫は病気がちで家事もおろそかになりがちなお嫁さんによい感情を持てなくなることもあります。こんなに体の弱い女性だとは思わなかった、と…。親にそれを指摘されるとなおさらそう思うかもしれません。反対にそんなお嫁さんを心配して、病気になったら一生懸命に看病するようになるかもしれません。それならまだ救いもあります。…(中略)…
しかし、それでも夫は気づかないことが多いものです。妻が病に倒れたほんとうの原因は、妻が、夫の親との関係で生じた苛酷なまでに大きなストレスで病に陥ってしまったことを。理屈では、嫁舅の問題はよくあるからとわかっていても、もしそれをほんとうによくわかっていたら、すでに解決の手を打っているはずです。経済的な理由やそのほかの特殊な事情があって、たとえば実家から離れた場所で親とは別居するという選択ができないこともあるでしょう。冷たい見方をすると、それもその女性のカルマ実現を助長させる夫の側のカルマとしかいいようがないのです。…(中略)…
そこで一つ提案があります。このカルマを持っている女性はとくに…、夫の気持ちを尊重しつつも、自分のいいたいことは黙っていないで夫にだけは告白する勇気を持ちましょう。もしそれが今はとうていできないと思ったら、クリスタルを常に身につけるといいでしょう。3・5カラット以上のエメラルドかペリドットがよいとされています。右手の薬指にクリスタルが直接肌に触れるようにしてつけておくとよいでしょう。クリスタルのエネルギーが徐々にあなたを「言いたいことは言える人」に変身させてくれます。…(以下略)…
※ほおじろえいいちの最新著『人生を変えたいときに観るDVD』はこちらから。無限波動技術オンラインショップのみからの販売となっています。
http://www.eiichihojiro.jp/works/9784903902036.html
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※月刊誌『ムー』や『anemone』に掲載された記事の一部は、下記のページからご覧いただけます。
http://www.eiichihojiro.jp/topics/monthly_magazine.html
★ ヒーリングDVD各種についてはこちら
http://www.eiichihojiro.jp/coconi/index.html
http://www.eiichihojiro.jp/healingdvd/index.html
★『心☆サイエンスDVD』の第1巻「シンクロニシティからフローへ」
→ http://www.eiichihojiro.jp/benkyou.html
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1974年埼玉大学理工学部生化学科卒業。東京医科歯科大学医用器材研究所にて約3年間、「ホルモンの生体制御学」なる先端科学に挑戦。1980年に詩集『心的惑星圏』を自費出版。その後短編小説や詩を書いていたが、1993年、光文社より『脳に眠る「月のリズム」』を出版し、科学ジャーナリストとしてデビュー。以来、先端科学とスピリチュアリティ統合を目指して執筆活動を続けている。シェルドレイクの仮説を紹介する『なぜそれは起こるのか』(1996年)はベストセラーになった。
『魂の記憶』(2003年)を出版後は生きる意味に取り組み、ヒーリング・エナジーの研究を始めて、『幸せの進化形』 『ヒーリング・エナジー』(いずれも2005年)を出版。また、2006年12月にロシアのベストセラー本の邦訳版『「振り子の法則」リアリティ・トランサーフィン―幸運の波/不運の波の選択』、続いて2007年7月に『「願望実現の法則」リアリティ・トランサーフィン2―魂の快/不快の選択』ともに
(ヴァジム・ゼランド著 ほ
おじろ えいいち監修 徳間書店刊)を出版。2008年2月に『スピリチュアルの世界がよくわかる本』(中経の文庫)、2009年10月に『ポジティブ思考では、なぜ成功できないのか?』(学習研究社)を出版。2006年に無限波動技術株式会社(Q-Wave
Technologies Inc.)を創設し、Q‐WaveヒーリングDVDなどを提供し始める。2009年12月に『人生を変えたいときに観るDVD』(発売・発行:無限波動技術)を出版。
公式サイト:http://www.eiichihojiro.jp