スピリチュアル・エナジー-ほおじろえいいち氏-
このページは、科学ジャーナリストの
ほおじろ えいいち氏によるコラムページです。
ほおじろ氏は、先端科学とスピリチュアリティの統合を目指した内容の執筆をされています。
美人の形容詞、「羞月閉花」と、「花顔柳腰」という四字熟語をご存知ですか?
前者は「しゅうげつへいか」と読み、容姿の美しい女性に対しては月も恥らい、花も閉じてしまうという意味。後者は「かがんりゅうよう」と読み、花のように美しい顔と、柳のように細くしなやかな腰という意味です。2つとも、ハッ!と驚くほどの美しい女性を形容する言葉です。女性なら誰でもそういわれたいでしょうか。それともこんな古臭いいい方をされたら、かえって迷惑でしょうか。
ハッ!としてだれもが振り返る男性のことは、今どきは「イケメン」といいます。これに対して、ハッ!として誰もが振り返るほどの美人女性を、今どきは何というのでしょう。インターネットで調べてみると、「イケウイメン」「ハンサムウーマン」「カワイイ」「激カワ」などがヒットしました。「イケ…」には思わず吹き出してしまいましたが、私としては「激カワ」がぴったりするような気がします。しかし何せ、すでに相当のグレイヘアの私ですから、感覚もかなりずれているかもしれません。
では、美しいとは、いったいどういうことでしょう。私は、それは単に容姿だけではなく、オーラがものをいうと思います。もしかしたら、オーラの美しさこそ、ほんとうの美しさなのかもしれません。
オーラというと、俗っぽく聞こえるので、科学者たちはヒューマン・エネルギー・フィールドと呼んでいます。でも長いので、ここでは「エネルギー・フィールド」と呼ぶことにしましょう。本コラムにもたびたび書いてきたように、これは私たちの全身が発する一種の光のことで、ロシアで発明された機械装置などで科学的に検証することもできます。
ここでは結論だけ書きますが、ほんとうの美しさとは、エネルギー・フィールドが浄化されていて、強く調和をもって光り輝いている状態だと思います。そして、そうなるためには相応に心も浄化されていて美しく、次に述べるようなエドガー・ケイシーのリーディングで示された状態でもあると、思うのです。
本コラムの読者の方ならケイシーのことはご存じでしょう。眠りながら依頼者のことをリーディング(透視)し、その人の病気の原因と効果的な治療法、カルマや人生の指針などをアドバイスした人です。彼は依頼を受けると、催眠状態(トランス状態)になって、その人の問題点を指摘し、解決策を示しました。『エドガー・ケイシーが示す愛と結婚の法則』(レイチェル・ランネルズ著・光田秀訳)の第2章に、彼のこんな言葉が書いてあります。
花は、どんな環境にあっても、そこにあって愛と美を放ちながら成長する。
人はなぜ、そのことを花から学ばないのだろうか。
花は、そこに存在するだけで、その場を美しいものにする。
あなた方も花にならって、どこにいようと、あなたがそこにいるだけで、
より美しいところとなるよう努めなさい。
それが粗末な家であれ、広大な屋敷であれ、花がそうであるように、
そこを美しいところにしなさい。
花にたとえた話は男性にはそぐわないでしょうか。そんなことはありません。
男性であろうと女性であろうと、私たち人間にとってこれはほんとうに「目から鱗」の言葉です。彼がいう「美しさ」とは、単に外見や容姿が美しいだけではなく、内側からわき出る美しさを問題にしているのは明らかです。そういう美しさで、あなたのいる場所を美しくしなさいというのです。
そのためには、まず自分自身の内面を浄化して美しくしなければならないでしょう。自分が命の輝きのように美しく清らかになっていれば、自分のいるところも美しく清らかに輝くはずです。傍にいる人たちもその美しさや清らかさに打たれることでしょう。そういう人にあなたはなりたくはありませんか?
ケイシーは別のリーディングでこうも言っています。
外見の造作は衰える。されど命の美しさ、その人の個性を通して輝き出すところの人の美しさは、決して衰えることのない美を与え続ける。
人が外に求めるところの幸福は、世俗的な美が衰えるように、やがて色あせていく。されど内から現れる幸福は生き続ける。
あなたの部屋に花は飾ってありますか? 男性でも女性でも、部屋にはいつも美しい花を飾っておきたいものです。そして、どんなに忙しくても、数分間はその花を眺めながら、ケイシーのこのリーディングを思い出すとよいかもしれません。
注)本稿は、ほおじろえいいちのメルマガ「ハッピネス通信」第91号に加筆修正を加えたものです。
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1974年埼玉大学理工学部生化学科卒業。東京医科歯科大学医用器材研究所にて約3年間、「ホルモンの生体制御学」なる先端科学に挑戦。1980年に詩集『心的惑星圏』を自費出版。その後短編小説や詩を書いていたが、1993年、光文社より『脳に眠る「月のリズム」』を出版し、科学ジャーナリストとしてデビュー。以来、先端科学とスピリチュアリティ統合を目指して執筆活動を続けている。シェルドレイクの仮説を紹介する『なぜそれは起こるのか』(1996年)はベストセラーになった。
『魂の記憶』(2003年)を出版後は生きる意味に取り組み、ヒーリング・エナジーの研究を始めて、『幸せの進化形』 『ヒーリング・エナジー』(いずれも2005年)を出版。また、2006年12月にロシアのベストセラー本の邦訳版『「振り子の法則」リアリティ・トランサーフィン―幸運の波/不運の波の選択』、続いて2007年7月に『「願望実現の法則」リアリティ・トランサーフィン2―魂の快/不快の選択』ともに
(ヴァジム・ゼランド著 ほ
おじろ えいいち監修 徳間書店刊)を出版。2008年2月に『スピリチュアルの世界がよくわかる本』(中経の文庫)、2009年10月に『ポジティブ思考では、なぜ成功できないのか?』(学習研究社)を出版。2006年に無限波動技術株式会社(Q-Wave
Technologies Inc.)を創設し、Q‐WaveヒーリングDVDなどを提供し始める。2009年12月に『人生を変えたいときに観るDVD』(発売・発行:無限波動技術)を出版。
公式サイト:http://www.eiichihojiro.jp