スピリチュアル・エナジー-ほおじろえいいち氏-
このページは、科学ジャーナリストの
ほおじろ えいいち氏によるコラムページです。
ほおじろ氏は、先端科学とスピリチュアリティの統合を目指した内容の執筆をされています。
先日、『にんげんクラブ』6月号のため、一緒に仕事をしている私の妻とQ-WaveヒーリングDVD開発者の1人であるラエルさんとともに取材を受けました。この冊子は、百匹目の猿現象を早く起こし、より良い世の中を作って行きたいとの願いを込めて船井幸雄さんが主催している『にんげんクラブ』の会報誌です。今回の取材はその冊子の「輝く仕事人」に記事を載せるためのものだといいます。
おもしろい話がいろいろと出たのでどのような記事になるのか楽しみですが、ある話題に関連して、私が昔書いた詩「つながっている心」を思い出しました。この詩を掲載している『地球は心を持っている』という本がちょうどテーブルの上にあったので、ついそれを読み上げてしまいました。次のような詩です。
〜 つながっている心 〜
地球の反対側にいる君がうれしいと僕もうれしい
そうすると地球にいるみんながうれしい
地球の反対側にいる君が悲しいと僕も悲しい
そうすると地球にいるみんなが悲しい
この星(ガイア)は
ひとつの大いなる心場(マインド・フィールド)につつまれていて
すべての意識がつながっているから
―――喰代栄一詩集『心的惑星圏』より
ここでいう大いなる心場(マインド・フィールド)とは、ノルウェー生まれの天体物理学者で私の友人でもあった故アーナ・ウィラー博士が提唱した考え方です(本コラム第25回参照)。彼によると、私たち地球の生命圏は、「プラネタリー・マインド・フィールド」(以下、「マインド・フィールド」と略)につつまれており、この「場」を通して私たちは皆ひとつにつながっているというのです。
最先端のエネルギー科学では、私たち一人ひとりがエネルギー・フィールドを身にまとったエネルギー情報体として存在し、個々のエネルギー情報体はすべてエネルギーの海の中に浸かっていると言われ始めています。そして個々のエネルギー情報体はみな、そのエネルギーの海を通してつながっているというのです。だとすると、ウィラー博士が提唱したマインド・フィールドは、このエネルギーの海のことなのかもしれません。
彼の考え方で注目に値するのは、このマインド・フィールドはまるで地球の意識のようなものであり、私たちがその意識から影響を受けるとともに、影響を与えることもできるという点です。つまり多くの人々が良くない思いをいだくと、マインド・フィールドも良くない思いに染まるようになる。そしてその思いは多くの人たちに良くない影響を与える。多くの人々が悲しみに沈むと、マインド・フィールドも悲しみに沈み、それによってさらに多くの人々が悲しみに沈むようになる…。
反対に、多くの人々が良い思いをいだくと、マインド・フィールドも良い思いに満たされるようになる。そしてより多くの人々に良い影響を与えるようになる。つまり、多くの人々が他を思いやり、本当の愛と智恵にあふれるようになると、マインド・フィールドもそのような波動をたくさん持つようになり、それによってさらに多くの人々に良い影響が及ぶというわけです。
拙著『スピリチュアルの世界がよくわかる本』(中経の文庫刊)では、私たちの「思い」は一種のエネルギー・フィールドであり、それがルパート・シェルドレイク博士の言う「形の場」になっているのではないかという私の考え方を述べています。彼の提唱したシェルドレイクの仮説で100匹目の猿現象が説明できるようですが、その実態には「思い」、つまりウィラー博士の言うマインド・フィールドが関与しているのかもしれません。
最近世界では、地球のマインド・フィールドが悲しむような出来事が続きます。そんなときこそ私たち一人ひとりが良い思いのエネルギーをマインド・フィールドに送り込む必要があるのでしょう。
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→ http://www.eiichihojiro.jp/index/present.html
★ほおじろえいいちのサイエンス&スピリチュアル ショートエッセイはこちら。
→ http://www.eiichihojiro.jp/blog/category/essay
★本コラムの著者・ほおじろえいいち先生は、月刊『ザ・フナイ』3月号にもご寄稿くださいます。『ザ・フナイ』もぜひお読みください!
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1974年埼玉大学理工学部生化学科卒業。東京医科歯科大学医用器材研究所にて約3年間、「ホルモンの生体制御学」なる先端科学に挑戦。1980年に詩集『心的惑星圏』を自費出版。その後短編小説や詩を書いていたが、1993年、光文社より『脳に眠る「月のリズム」』を出版し、科学ジャーナリストとしてデビュー。以来、先端科学とスピリチュアリティ統合を目指して執筆活動を続けている。シェルドレイクの仮説を紹介する『なぜそれは起こるのか』(1996年)はベストセラーになった。
『魂の記憶』(2003年)を出版後は生きる意味に取り組み、ヒーリング・エナジーの研究を始めて、『幸せの進化形』 『ヒーリング・エナジー』(いずれも2005年)を出版。また、2006年12月にロシアのベストセラー本の邦訳版『「振り子の法則」リアリティ・トランサーフィン―幸運の波/不運の波の選択』、続いて2007年7月に『「願望実現の法則」リアリティ・トランサーフィン2―魂の快/不快の選択』ともに
(ヴァジム・ゼランド著 ほ
おじろ えいいち監修 徳間書店刊)を出版。2008年2月に『スピリチュアルの世界がよくわかる本』(中経の文庫)、2009年10月に『ポジティブ思考では、なぜ成功できないのか?』(学習研究社)を出版。2006年に無限波動技術株式会社(Q-Wave
Technologies Inc.)を創設し、Q‐WaveヒーリングDVDなどを提供し始める。2009年12月に『人生を変えたいときに観るDVD』(発売・発行:無限波動技術)を出版。
公式サイト:http://www.eiichihojiro.jp