スピリチュアル・エナジー-ほおじろえいいち氏-
このページは、科学ジャーナリストの
ほおじろ えいいち氏によるコラムページです。
ほおじろ氏は、先端科学とスピリチュアリティの統合を目指した内容の執筆をされています。
夢とは、不思議なものです。私はあまり夢を覚えている方ではありませんが、不思議な夢や、印象的な夢はよく覚えています。15年くらい前のある晩に見た夢もその一つです。夢の中の空間が黄金色に輝くものすごい霊気につつまれ、なぜか龍神の息がゆっくりと吹いていて、それに当たった物は一瞬ガタガタとふるえ、そして次々とその表面が金色に変わってしまったのです。驚いて目をさました私は、なぜかこう思いました。山奥に眠っていた金龍が、人々の幸せを願って、ついにやって来たのだ、と。
そのとき以来私はすっかり金龍に魅せられてしまい、あまりに印象的だったこの夢を簡単な詩(メモ)にして残しました。むかし詩をつくるのが趣味だったこともあって。そして数年前につくった私のホームページにも、この詩を掲載しておいたのです。次のような詩です。
黄金の龍
すさまじい霊気だった
その霊気がかかると
すべてのものが
一瞬ガタガタとふるえ
その表面は
金色(こんじき)に変わった
山の奥深く眠って
決して人を寄せつけなかった
黄金の龍がやって来たのだ
人々の幸せを願って
やって来たのだ
ところが、最近になって、黄金の龍の彫像を手に入れたという人がたまたま私のホームページを読み、なぜ私がこの詩を書いたのか知りたいといって、メールを送ってくれました。その人も昔、夢の中で龍を見たから不思議に思ったというのです。こんな問い合わせは今までに一度もありませんでした。実は、このとき以来、私の周辺で、龍神に関するシンクロニシティが頻発し始めたのです。それは風水でいう龍のエネルギーを発するというヒーリングDVD「スペース・シャワー」を自宅で使い始めて2ヶ月くらいたった頃です。
それは私の妻にも起こりました。妻は週に一度バレエ教室に通っていましたが、仕事が忙しくなって1年ほどバレエに行けない状態が続きました。そこでやむなく退会したのですが、心残りは親切に指導してくださった先生に御挨拶ができなかったこと。妻は先生に手紙を書きました。するとしばらくして先生から優しい言葉の書かれた絵葉書きが届いたのです。そこにはなんと金龍の置物の美しい写真が載っていたではありませんか。バレエ教室で一度も龍神のことなど話題にしたことのない妻への手紙に、なぜ先生はこの絵葉書を選んだのでしょう。
その後もシンクロニシティは続きました。私が自宅で「スペース・シャワー」のエネルギーを流しながら仕事をしたあと、所用で外出して道を歩いていて、ものすごい眠気に襲われました。30分後、用事が済んで自宅に帰ると、眠気は極限に達していました。それでベッドに横になったのです。「スペース・シャワー」のエネルギーは流しっぱなしでした。
心地の良い眠りに入っていく感覚ですが、まだ眠っていません。意識ははっきりとしていたのですが、夢だったのでしょうか。目を閉じた私の意識のスクリーンに突然、龍神の映像が現れたのです。初めは顔の先端部分だけでしたが、数秒後には横顔全体が見えました。しかも、彫像のようにものすごく鮮明に。その数秒後、龍神の顔は大きくなり私の方を向いたのです。そのあと私は魔法にかかったように眠りに落ちてしまいました。
この現象をどう解釈したらよいのでしょう。そのとき私の脳は夢見状態だったのでしょうか。科学的な研究によると、私たちが眠りに入ると、さまざまな特徴的な脳波が現れるようになり、睡眠は5段階を循環するようになるといいます。
まず「うたた寝」や「眠りかけ」の第1段階。そこから眠りが深まるにつれて、第2段階→ 第3段階 → 第4段階へと進みます。それぞれの段階によって、脳波の特徴が違います。第1段階は低振幅のシータ波ですが、第2段階、3段階と睡眠が深まるにつれて、脳波の振幅が大きくなっていくのです。また、おもしろいことに、眠り始めて1時間半くらい経つと、この睡眠段階が逆行し始めます。第4段階 → 第3段階 → 第2段階 → 第1段階へと戻っていくというのです。
そして第1段階に戻った時、私たちの眼球が眠りながらキョロキョロと動く特徴的な現象が現れます。これが有名な「レム睡眠」です。これが睡眠の第5段階。私たちはこのときに夢を見るのです。レムとは、Rapid Eye Movement(急速眼球運動)の頭文字REMをとったもの。身体は眠っていて筋肉がゆるんでいるのに、脳は覚醒に近い状態となっていることから、レム睡眠のことを逆説睡眠ともいいます。この時起こされると80〜90パーセントの人が夢を思い出すことができるといわれています。
私はそのときレム睡眠に入っていたのでしょうか。昼寝を始めて30分もたたないうちに電話で起こされたので、そのときの夢を覚えていたのでしょうか。それがたとえ夢であったとしても、私ははっきりと自分の意識がこのことは絶対に忘れないだろうと思っていました。びっくりするほど非日常で、かつ印象的な夢の中での出来事だったからです。
龍神と言えば、空の雲がはっきり龍神の形に見えたこともありました。昨年の秋だったと思います。野鳥公園に家族で出かけたとき、閉門時間になったので、出口へと歩いているときのことでした。なぜか上から何かに見られているような感じがして、ふと後方の空を見上げてみると、美しい青空に龍神としか思えない形になった白い雲があって、その目が私たちを見つめていたのです。
きっと同じような体験をされた方も少なくはないだろうと思います。とくに空に龍の形の雲を目撃したということは…。これはもしかすると、私たちの住む世界は龍神の棲みかになっており、私たちは彼らから守られているということなのかもしれません。そう思うとなぜか心が安らぎ、勇気づけられるような気がします。だから、そう思うことにしておきましょう。世界には科学では割り切れないことがたくさんあることですし…。
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※最近のほおじろえいいちのブログ:
http://www.eiichihojiro.jp/blog/
☆オルゴンエネルギーを発するという不思議なオルゴナイト(7月27日)
☆占い師やサイキックな人の相談するときの注意点(7月13日)
※あなたの環境を浄化するヒーリングDVD「スペース・シャワー」の詳細はこちら。
http://www.eiichihojiro.jp/coconi/item/coconi_06_SpaceShower.html
※「キングダム・オブ・ハッピネス」の詳細はこちら。
http://www.eiichihojiro.jp/healingdvd/item/DVD_01_hapiness.html
※「クリスタル・メディテーション」の詳細はこちら。
http://www.eiichihojiro.jp/coconi/item/coconi_02_CrystalMeditation.html
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1974年埼玉大学理工学部生化学科卒業。東京医科歯科大学医用器材研究所にて約3年間、「ホルモンの生体制御学」なる先端科学に挑戦。1980年に詩集『心的惑星圏』を自費出版。その後短編小説や詩を書いていたが、1993年、光文社より『脳に眠る「月のリズム」』を出版し、科学ジャーナリストとしてデビュー。以来、先端科学とスピリチュアリティ統合を目指して執筆活動を続けている。シェルドレイクの仮説を紹介する『なぜそれは起こるのか』(1996年)はベストセラーになった。
『魂の記憶』(2003年)を出版後は生きる意味に取り組み、ヒーリング・エナジーの研究を始めて、『幸せの進化形』 『ヒーリング・エナジー』(いずれも2005年)を出版。また、2006年12月にロシアのベストセラー本の邦訳版『「振り子の法則」リアリティ・トランサーフィン―幸運の波/不運の波の選択』、続いて2007年7月に『「願望実現の法則」リアリティ・トランサーフィン2―魂の快/不快の選択』ともに
(ヴァジム・ゼランド著 ほ
おじろ えいいち監修 徳間書店刊)を出版。2008年2月に『スピリチュアルの世界がよくわかる本』(中経の文庫)、2009年10月に『ポジティブ思考では、なぜ成功できないのか?』(学習研究社)を出版。2006年に無限波動技術株式会社(Q-Wave
Technologies Inc.)を創設し、Q‐WaveヒーリングDVDなどを提供し始める。2009年12月に『人生を変えたいときに観るDVD』(発売・発行:無限波動技術)を出版。
公式サイト:http://www.eiichihojiro.jp