スピリチュアル・エナジー-ほおじろえいいち氏-
このページは、科学ジャーナリストの
ほおじろ えいいち氏によるコラムページです。
ほおじろ氏は、先端科学とスピリチュアリティの統合を目指した内容の執筆をされています。
気にいったクリスタルを自分だけのパワフルなお守りにするには、いくつかの方法があります。クリスタルを指でつまんで自分の顔の前に持って行き、「私をいつも守って!」「あの人と結ばれますように!」などというような願望を唱えるとともに、息を「ふっ、ふっ、ふっ」と吹きかける。あるいはクリスタルを手に握って、気や念を入れる。また、ヒーリングDVDのエネルギーを浴びせておくだけという簡単な方法もあります。
そのようにしてつくったクリスタルをいつも身につけていると、時として不思議なことが起こります。あるいは上述のようにしていないクリスタルでも、日頃から心をこめて使っていると、起こることがあります。その最たるものは、自分の身代わりとなってクリスタルが割れるという現象です。あるいはなくなって(紛失して)しまうということもあります。私も最近身近にこの現象を経験しました。
この夏に取材をかねてイギリス旅行を楽しんだのですが、スコットランドのある田舎町で買ったアメジストのブレスレットが、なくなっているのです。それに気づいたのは、家族のものがレストランでの夕食後に気分が悪くなって、帰りの道端のベンチで少し休んでいるときです。10分も休むと元気になり、何事もなかったのですが、そのときブレスレットがなくなっていました。何かの身代わりになったに違いありません。
クリスタルが割れるときは、いくつかのケースがあるようです。誤ってクリスタルを落としてしまったために割れるというケース。身につけていたが、気がつくとそのクリスタルが異様に変色していたり、ひびが入っていたり、割れていたというケースなど。なくなる時は、しまっておいた場所をいくら探してもないとか、ネックレスやブレスレットとして身につけていたけれども気がついて見るとそれがなくなっているなどです。
どうしてそういうことが起こるのか、科学的に説明するのはむずかしいですが、クリスタルはひとつの結晶構造体です。そしてそこに特有の振動数があります。私たち人間も、遺伝子をはじめ、規則正しく原子や分子が並んだ結晶構造体であり、そこに特有の振動数があるわけです。つまりクリスタルも人間も振動するエネルギー体なのです。そしてそれらがおたがいに影響を与え合うのです。もし私たちの心身にネガティブなエネルギーがあると、クリスタルはそれを吸収して変色したり割れたりするようです。また、私たちに誤って落とされることによって、割れるという現象が起こるようなのです。
たとえばロシアでも最強レベルのパワースポットから産出された特殊な水晶系のクリスタル(※注参照)は、私たちのエネルギー・ボディ(エーテル体やメンタル体など)と強く共鳴します。また、パワースポットとエネルギー的につながっているため、クリスタルを通じてパワースポットの強いエネルギーが私たちに流れ込んできます。その結果として、すばらしい効果を現わすようです。それゆえに(?)、そのクリスタルが割れたりするときは、それなりの理由があるようです。
ある女性がある日、突然理由もなく右胸部に痛みを感じました。すぐに医師に相談したら緊急を要する病気ではありません。そこでこのクリスタルをブラの中に入れておきました。そして翌日。彼女がベッドの上でリラックスしていると、突然にクリスタルが割れました。クリスタルを落としたわけでもなく、ブラの中で自然に割れたというのです。割れたクリスタルはミルクのように白濁していました。クウォーツクリスタルなので、割れる前は透明だったのに…。
このクリスタルにはもう1つおもしろい現象があります。それはこのクリスタルが陰陽2つのセットになっていることから生じるようです。陰陽論的にいうと、陽のクリスタルが男性的なエネルギーを象徴し、陰のクリスタルが女性的なエネルギーを象徴するといいます。陽のクリスタルを右手に握り、陰のクリスタルを左手に握って瞑想をすると、体じゅうにクリスタルのエネルギーが流れてとてもよい効果があるともいわれています。
そしてもし女性の使っているクリスタルで、陰の方が上記の例のように割れたり、誤って落としたために割れた場合は、女性に関連する問題(血液、生理、あるいは母親などに関すること)でクリスタルが身代わりとなった可能性が強いといいます。割れたのが陽の方だった場合は、彼女自身のエネルギーに関する何かの身代わりか、男性が彼女を傷つける代わりにクリスタルが割れたのかのどちらか。使っている人が男性だった場合はこれと逆で、男性に関連する問題の身代わりとなるのは陽の方のクリスタルで、男性のエネルギー問題や女性が彼を傷つける身代わりとして割れるのは陰の方です。
こういう特殊なクリスタルでなくても、一般に自分のクリスタルを落として割れたりなくなったりすると、何か不吉な感じがするものです。しかし、やや科学的(?)に考えて、それは不吉なのではなく、自分に起こったかもしれない何かの問題や困った事態を軽く済ませてもらったとか、事故などを避けてくれたと思ったほうがよさそうです。
ほんもののクリスタルには、それがなすべき仕事があるといいます。その仕事とは、定められた人のところに行って、その人のためになるあることをするというものです。しかし、その仕事を終えたクリスタルは、時には割れて砕け、時にはその人のもとを去ります。だから割れたクリスタルを修復して使うことには意味がないし、紛失したクリスタルを探すことにも意味はありません。といって自分のために身代わりになって割れたクリスタルを捨ててしまうのは気が引けます。庭の土か鉢植えの土の中に埋めてあげるのがよいでしょう。
※注:「エナジー・ヴォルテックス・クリスタル」のこと。詳しくはこちら。
⇒ http://www.eiichihojiro.jp/crystal/index.html
※このエッセイは、ほおじろえいいちの無料メルマガ「ハッピネス通信」第53号(9月21日)に加筆修正をしたものです。メルマガのご購読を希望される方はこちらからどうぞ。
⇒ http://www.eiichihojiro.jp/topics/magazine.html
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
※来たる12月20日にセミナーを行います。タイトルは「ポジティブ思考を超えて生きる!」よろしかったらぜひご参加ください。
詳細はこちら。→ http://www.funaivisioncreates.com/De_Seminar.cfm?ID102=2&ID=58
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★ ヒーリングDVD各種についてはこちら
http://www.eiichihojiro.jp/coconi/index.html
http://www.eiichihojiro.jp/healingdvd/index.html
★ 2008年オープンワールドでのほおじろえいいち先生の講演DVD/CD好評発売中!
→ http://www.ningenclub.jp/ows/products/detail.php?product_id=135
★『心☆サイエンスDVD』の第1巻「シンクロニシティからフローへ」
→ http://www.eiichihojiro.jp/benkyou.html
第100回 | |
第99回 | |
第98回 | |
第97回 | |
第96回 | |
第95回 | |
第94回 | |
第93回 | |
第92回 | |
第91回 | |
第90回 | |
第89回 | |
第88回 | |
第87回 | |
第86回 | |
第85回 | |
第84回 | |
第83回 | |
第82回 | |
第81回 | |
第80回 | |
第79回 | |
第78回 | |
第77回 | |
第76回 | |
第75回 | |
第74回 | |
第73回 | |
第72回 | |
第71回 | |
第70回 | |
第69回 | |
第68回 | |
第67回 | |
第66回 | |
第65回 | |
第64回 | |
第63回 | |
第62回 | |
第61回 | |
第60回 | |
第59回 | |
第58回 | |
第57回 | |
第56回 | |
第55回 | |
第54回 | |
第53回 | |
第52回 | |
第51回 | |
第50回 | |
第49回 | |
第48回 | |
第47回 | |
第46回 | |
第45回 | |
第44回 | |
第43回 | |
第42回 | |
第41回 | |
第40回 | |
第39回 | |
第38回 | |
第37回 | |
第36回 | |
第35回 | |
第34回 | |
第33回 | |
第32回 | |
第31回 | |
第30回 | |
第29回 | |
第28回 | |
第27回 | |
第26回 | |
第25回 | |
第24回 | |
第23回 | |
第22回 | |
第21回 | |
第20回 | |
第19回 | |
第18回 | |
第17回 | |
第16回 | |
第15回 | |
第14回 | |
第13回 | |
第12回 | |
第11回 | |
第10回 | |
第9回 | |
第8回 | |
第7回 | |
第6回 | |
第5回 | |
第4回 | |
第3回 | |
第2回 | |
第1回 |
1974年埼玉大学理工学部生化学科卒業。東京医科歯科大学医用器材研究所にて約3年間、「ホルモンの生体制御学」なる先端科学に挑戦。1980年に詩集『心的惑星圏』を自費出版。その後短編小説や詩を書いていたが、1993年、光文社より『脳に眠る「月のリズム」』を出版し、科学ジャーナリストとしてデビュー。以来、先端科学とスピリチュアリティ統合を目指して執筆活動を続けている。シェルドレイクの仮説を紹介する『なぜそれは起こるのか』(1996年)はベストセラーになった。
『魂の記憶』(2003年)を出版後は生きる意味に取り組み、ヒーリング・エナジーの研究を始めて、『幸せの進化形』 『ヒーリング・エナジー』(いずれも2005年)を出版。また、2006年12月にロシアのベストセラー本の邦訳版『「振り子の法則」リアリティ・トランサーフィン―幸運の波/不運の波の選択』、続いて2007年7月に『「願望実現の法則」リアリティ・トランサーフィン2―魂の快/不快の選択』ともに
(ヴァジム・ゼランド著 ほ
おじろ えいいち監修 徳間書店刊)を出版。2008年2月に『スピリチュアルの世界がよくわかる本』(中経の文庫)、2009年10月に『ポジティブ思考では、なぜ成功できないのか?』(学習研究社)を出版。2006年に無限波動技術株式会社(Q-Wave
Technologies Inc.)を創設し、Q‐WaveヒーリングDVDなどを提供し始める。2009年12月に『人生を変えたいときに観るDVD』(発売・発行:無限波動技術)を出版。
公式サイト:http://www.eiichihojiro.jp