スピリチュアル・エナジー-ほおじろえいいち氏-
このページは、科学ジャーナリストの
ほおじろ えいいち氏によるコラムページです。
ほおじろ氏は、先端科学とスピリチュアリティの統合を目指した内容の執筆をされています。
クリスタルについて私は今までそれほど興味がありませんでしたが、最近とても面白い話を聞いて、にわかに興味がわきあがってきました。その話というのはこういうものです。
海外のある国に住んでいるある女性ヒーラーが、ある日とても裕福な知人の家をたずねました。すると、居間の奥のほうに非常に大きなクリスタルが置いてあったのです。その大きさは今までに見たこともないようなものでした。彼女はヒーラーとして、クリスタルの力を熟知しております。医師でもあり、科学者でもある彼女は目を見張りました。すごいエネルギーがその巨大クリスタルから発せられていたからです。
思わずデジカメで写真を撮ろうとすると、その家の人は意味ありげに微笑んでいます。それを撮影OKのサインと感じた彼女は、シャッターを切りました。デジカメはその場ですぐに撮った写真を確認することができます。しかし、なぜかその巨大クリスタルの映像は映っていないのです。不審に思った彼女がその家の人を見ると、彼はにこにこしながらこういうのです。「このクリスタルは写真には撮れませんよ。」
どうやらそのクリスタルは非常に特殊なもののようです。値段も付けられないほど高価なもので、由緒があるもののようなのです。もしかすると、伝説の古代レムリア文明がもっていたクリスタルなのかもしれません。なんでも遥かなる古代に高度に発達した科学技術を誇っていた大陸(あるいは島)があって、そこでこういうクリスタルが何らかの目的に使われていたといいます。そのクリスタルがいくつかに別れて地球上に分散して存在しているというのです。そのうちの一つがこれなのかも、というわけです。
ファンタジー小説やSF冒険小説にも不思議なクリスタルはよく登場します。それらはたいていスーパー・パワーを持っているとものとして、話のカギを握っています。最近話題のハリウッド映画『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』もその典型的なものでしょう。
ご存知の方も多いでしょうが、クリスタル・スカルというのは、古代マヤの遺跡から発見された水晶でできたオーパーツ(OOPArts、つまりOut
Of Place Artifactsを略していう言葉で、その時代やその場所にあったと思われないほど高度な技術で作られている遺物)で、人の頭がい骨と同じ大きさ・形をしたものです。実際にこの地球上にいくつか存在するともいわれており、研究者たちによると、それらは過去の出来事すべての情報を記憶しており、またシャーマンのような特殊能力を持った人が見ると、クリスタル・スカルの中に様々な映像を見ることができるというのです。
そんなこと、にわかには信じられないと思うかもしれません。しかし、実は科学の世界でも水晶はその化学構造(二酸化ケイ素が特殊な化学構造をしたもの)ゆえに情報を記録したり、ヒーリング・パワーを発現したり、エネルギーを増幅したりすることができると考えられているのです。実際に現代の情報科学技術に水晶は様々な使われ方をしており、今後ももっと使われるようになるだろうといわれています。
水晶の持つ力について科学的な研究をした人として世界的に有名なのは、IBMの元研究者マーセル・ヴォーゲル(1917〜1991)です。多くの発明をして特許を取得したのですが、彼の水晶に関する研究成果で最も重要なものの一つが、ヴォーゲル・カットといわれるものでしょう。これは柱状にしたクリスタルの両先端を六面体にカットしたもので、こうすることで水晶のパワーを最大限に生かすことができるというのです。
そのように特殊な機能を持つ水晶で作られた本物のクリスタル・スカルのエネルギーを、実は前述の女性ヒーラーは直接体験する機会にも恵まれたといいます。そして、今次第に話題を集めつつある2012年の問題について、こんなヒントを得たというのです。
「2012年に地球が滅びるということはない。しかし地球の意識(魂)は大きく変わる。それはまさに魂の大進化(アセンション)とでもいうべきもの。その時には、私たちのカルマが大きなカギを握るだろう。つまり、私たちが相変わらず悪しきカルマを維持したまま、運命に翻弄されるような生き方を続けているかぎり、地球規模のアセンションにはついていけなくなる・・・。」
★月刊誌『ムー』11月号に関連記事
★ほおじろえいいちのオフィシャルサイトに関連エッセイ
「クリスタル・メディテーションの素敵なパワー」→
www.eiichihojiro.jp
★船井幸雄オープンワールドにて講演予定
「シンクロニシティからフローへ」→ http://www.ningenclub.jp/fyow/#hojiro
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1974年埼玉大学理工学部生化学科卒業。東京医科歯科大学医用器材研究所にて約3年間、「ホルモンの生体制御学」なる先端科学に挑戦。1980年に詩集『心的惑星圏』を自費出版。その後短編小説や詩を書いていたが、1993年、光文社より『脳に眠る「月のリズム」』を出版し、科学ジャーナリストとしてデビュー。以来、先端科学とスピリチュアリティ統合を目指して執筆活動を続けている。シェルドレイクの仮説を紹介する『なぜそれは起こるのか』(1996年)はベストセラーになった。
『魂の記憶』(2003年)を出版後は生きる意味に取り組み、ヒーリング・エナジーの研究を始めて、『幸せの進化形』 『ヒーリング・エナジー』(いずれも2005年)を出版。また、2006年12月にロシアのベストセラー本の邦訳版『「振り子の法則」リアリティ・トランサーフィン―幸運の波/不運の波の選択』、続いて2007年7月に『「願望実現の法則」リアリティ・トランサーフィン2―魂の快/不快の選択』ともに
(ヴァジム・ゼランド著 ほ
おじろ えいいち監修 徳間書店刊)を出版。2008年2月に『スピリチュアルの世界がよくわかる本』(中経の文庫)、2009年10月に『ポジティブ思考では、なぜ成功できないのか?』(学習研究社)を出版。2006年に無限波動技術株式会社(Q-Wave
Technologies Inc.)を創設し、Q‐WaveヒーリングDVDなどを提供し始める。2009年12月に『人生を変えたいときに観るDVD』(発売・発行:無限波動技術)を出版。
公式サイト:http://www.eiichihojiro.jp