スピリチュアル・エナジー-ほおじろえいいち氏-
このページは、科学ジャーナリストの
ほおじろ えいいち氏によるコラムページです。
ほおじろ氏は、先端科学とスピリチュアリティの統合を目指した内容の執筆をされています。
満月の夜に猫を家に閉じ込めておくのは、動物虐待と紙一重というのは、『月の癒し』(飛鳥新社)の著者ヨハンナ・パウンガーとトマス・ホッペ夫妻です。ご承知のように月は満ち欠けを繰り返しています。その周期に呼応するように地球からのエネルギー放射が変動していて、満月の時にその放射が最高点に達するのだそうです。猫はその放射を身体に吸収しやすいのですが、家に閉じ込めて動きまわれないようにしてしまうと、エネルギー過剰状態となって体調が狂ってしまうというのです。
私たちの周りではいたるところから様々な波動エネルギーが放射されています。鉱物やクリスタルからは特徴のある強いエネルギーが、植物からは日光を変換したエネルギーが、自分自身や周りの人間からは思考エネルギーや静電気、磁気、生命エネルギー(気)などが放射されています。地下の水脈や鉱脈から発せられる波動エネルギー、宇宙から降りそそぐ波動エネルギー、テレビや蛍光灯、電子レンジ、レーダー、携帯電話などからは人工的な波動エネルギーが放射されています。
それらの波動エネルギーには、人間に良いものもありますが、有害な影響を与えるものもあります。おもしろいもので、猫は人間に有害な電磁波動エネルギーを好み、それを体に吸収して栄養にしているようなのです。したがって、猫が好む場所は、人間には有害な波動エネルギーが放射されているところなので、あまり近づかないほうがよさそうです。有害な電磁波などを浴びたと思ったときは猫を抱いて、そのエネルギーを吸収してもらうとよいのかもしれません。
ところが犬は猫とは正反対で、人間に良い波動エネルギーを好むそうです。犬たちは人間に有害な波動エネルギーにも敏感で、犬を一緒に連れて歩くと、悪い波動エネルギーのある場所を感知することができます。犬を飼っておられる方は思い当たることがあるでしょう。牛も同じような性質があるため、ローマ時代の人たちは家を建てるのによい場所を探すため、犬や牛を連れて歩いたといわれています。
最近、とても興味深い話を聞きました。海外のある国でのことですが、あるお医者さんのアシスタントを務める女性の小さな愛犬が交通事故に遭ったというのです。重体ではないようで、意識もはっきりしていたのでそのお医者さんはとりあえず応急処置をして、少しでも元気を出してもらおうと、ヒーリングDVDをかけました。するとそのワンちゃんが自分で歩いて、DVDプレイヤーの上に頭をのせて寝てしまったというのです。DVDプレイヤーから出ている癒しのエネルギーを感知したからこその行動だったのでしょう。
植物たちも同じです。彼らは自分の都合のよい場所にしか根を生やしません。ここから、彼らの都合のよい場所とはどういうところなのかを知っておくと、そこが私たちにとって良い場所なのか悪い場所なのかがわかることになります。
たとえば、サクラ、スモモ、キヅタ、ヤドリキといった植物は猫と同じで、人間にとって有害な波動エネルギーのある場所を好むといいます。オーク、トウヒ、モミ、カラマツなどの森に生える樹木も同じです。これらの木は水脈の上でよく成長するので、雷(かみなり)はこういう木々を選ぶように落ちるといわれています。桜の咲く時期、私たちはよくお花見に出かけますが、ほんとうはそういう場所は波動エネルギー的にはよくないのかもしれません。
犬と同じように、人間に良い波動エネルギーを発する場所を好み、悪い波動エネルギーを嫌う植物は、リンゴ、ナシ、スグリ、ライラック、菩提樹、ベコニア、アザレア(ツツジ)などだそうです。動物では、改良され過ぎていない鳥、ウマ、ブタ、ヒツジ、ニワトリ。彼らも犬と同じように、人間にとって良い波動エネルギーのある場所を好むといいます。
ついでながら言うと、各種の昆虫、バクテリア、寄生虫は猫と同じように人間にとって良くない波動エネルギーを好むそうです。アリやミツバチに至っては、よくない波動エネルギーが交差する地点、つまり人間にとっては非常によくない場所に巣をつくるのだそうです。植物たちも、動物たちも、皆それぞれに環境の波動エネルギーに敏感に反応しながら精一杯生きているのです。
★ほおじろえいいちの新着情報はこちら→ http://www.eiichihojiro.jp/
★
2008年オープンワールドでのほおじろえいいち先生の講演DVD/CD好評発売中! →
http://www.ningenclub.jp/ows/products/detail.php?product_id=135
★『心☆サイエンスDVD』の第1巻「シンクロニシティーからフローへ」
→ http://www.eiichihojiro.jp/benkyou.html
第100回 | |
第99回 | |
第98回 | |
第97回 | |
第96回 | |
第95回 | |
第94回 | |
第93回 | |
第92回 | |
第91回 | |
第90回 | |
第89回 | |
第88回 | |
第87回 | |
第86回 | |
第85回 | |
第84回 | |
第83回 | |
第82回 | |
第81回 | |
第80回 | |
第79回 | |
第78回 | |
第77回 | |
第76回 | |
第75回 | |
第74回 | |
第73回 | |
第72回 | |
第71回 | |
第70回 | |
第69回 | |
第68回 | |
第67回 | |
第66回 | |
第65回 | |
第64回 | |
第63回 | |
第62回 | |
第61回 | |
第60回 | |
第59回 | |
第58回 | |
第57回 | |
第56回 | |
第55回 | |
第54回 | |
第53回 | |
第52回 | |
第51回 | |
第50回 | |
第49回 | |
第48回 | |
第47回 | |
第46回 | |
第45回 | |
第44回 | |
第43回 | |
第42回 | |
第41回 | |
第40回 | |
第39回 | |
第38回 | |
第37回 | |
第36回 | |
第35回 | |
第34回 | |
第33回 | |
第32回 | |
第31回 | |
第30回 | |
第29回 | |
第28回 | |
第27回 | |
第26回 | |
第25回 | |
第24回 | |
第23回 | |
第22回 | |
第21回 | |
第20回 | |
第19回 | |
第18回 | |
第17回 | |
第16回 | |
第15回 | |
第14回 | |
第13回 | |
第12回 | |
第11回 | |
第10回 | |
第9回 | |
第8回 | |
第7回 | |
第6回 | |
第5回 | |
第4回 | |
第3回 | |
第2回 | |
第1回 |
1974年埼玉大学理工学部生化学科卒業。東京医科歯科大学医用器材研究所にて約3年間、「ホルモンの生体制御学」なる先端科学に挑戦。1980年に詩集『心的惑星圏』を自費出版。その後短編小説や詩を書いていたが、1993年、光文社より『脳に眠る「月のリズム」』を出版し、科学ジャーナリストとしてデビュー。以来、先端科学とスピリチュアリティ統合を目指して執筆活動を続けている。シェルドレイクの仮説を紹介する『なぜそれは起こるのか』(1996年)はベストセラーになった。
『魂の記憶』(2003年)を出版後は生きる意味に取り組み、ヒーリング・エナジーの研究を始めて、『幸せの進化形』 『ヒーリング・エナジー』(いずれも2005年)を出版。また、2006年12月にロシアのベストセラー本の邦訳版『「振り子の法則」リアリティ・トランサーフィン―幸運の波/不運の波の選択』、続いて2007年7月に『「願望実現の法則」リアリティ・トランサーフィン2―魂の快/不快の選択』ともに
(ヴァジム・ゼランド著 ほ
おじろ えいいち監修 徳間書店刊)を出版。2008年2月に『スピリチュアルの世界がよくわかる本』(中経の文庫)、2009年10月に『ポジティブ思考では、なぜ成功できないのか?』(学習研究社)を出版。2006年に無限波動技術株式会社(Q-Wave
Technologies Inc.)を創設し、Q‐WaveヒーリングDVDなどを提供し始める。2009年12月に『人生を変えたいときに観るDVD』(発売・発行:無限波動技術)を出版。
公式サイト:http://www.eiichihojiro.jp