スピリチュアル・エナジー-ほおじろえいいち氏-
このページは、科学ジャーナリストの
ほおじろ えいいち氏によるコラムページです。
ほおじろ氏は、先端科学とスピリチュアリティの統合を目指した内容の執筆をされています。
私は科学ジャーナリストとして、ヒーリングのエネルギーについてとても興味を持っています。まだよく解明されていないエネルギーなのですが、いろいろと不思議な性質をもっていておもしろいからです。たとえば、手からそのエネルギーを出すことのできる人が少なからずいて、心身を癒すなどの他にもおもしろい現象を引き起こすことがあります。そのような手を、ヒーリング・ハンドといいます。
実は私の義母もヒーリング・ハンドの持ち主で、彼女はしばしばヒーリングのパワーを込めたパンをつくって私たち家族に送ってくれます。1年ほど前にそのパンを私が初めて試食したとき、おもしろいことが起こりました。朝食を終え、私はいつもどおりコンピューターに向かって仕事を始めようとしました。しかしなぜかとても眠くなってきたのです。仕方なく私はベッドに横になることにしました。
しばらくすると、身体がぽかぽかとして温かく、とても気持ちが良くなってきました。と同時に心地よい眠り。といっても心のどこかが起きているような感じです。これは力のあるヒーラーのヒーリングを受けているときの感触とそっくりです。小一時間ほどそうして眠ると、今度はもう起きようという気持ちになってきました。目をあけ起き上がってみると、なんと爽快なことでしょう。全身にエネルギーがみなぎっていたのです。なんとも不思議な現象です。ヒーリングのエネルギーが込められたパンを体内に取り入れることによって、私のエネルギー・フィールドに変化が起こったようです。
この辺の詳細については他の機会に説明するとして、ここでは、彼女のパンの作り方の概略をご紹介いたします。これは私の友人ヒーラーの祖母から伝わるというものです。
パンは、一般的には次の工程でつくられます。
1.材料(強力粉、イースト、塩、砂糖、水など)をそろえる。
2.材料を混ぜ合わせて生地(きじ)を作る。
3.1次発酵。
4.生地をいくつかに分ける。
5.2次発酵。
6.オーブンなどで焼く。
まず1の工程で、材料をテーブルや調理台などの上の一箇所に集めて、その上に両手をかざします。目を閉じ、心を集中させて小さい声で次のように唱えます。「これからパンになるあなたたちに、今、エネルギーが入っていきます。あなたたちはこのエネルギーで振動し、どんどん活力が上がっていきます。このエネルギーはこのパンを食べた人の身体のなかで妙薬のように変わっていき、誰でもが癒されます」。
次に、両手で生地をこねる2の工程、生地を分ける4の工程で、生地に直接手が触れますが、そのときには必ず目を閉じ、手からヒーリングのエネルギーを注入していきます。そのとき次のように観想します。「私はあなたを清め、祝福します。このパンを食べるすべての人を清め、祝福します。このパンを食べるすべての人の身体は清まり、徐々にヒーリングのエネルギーに満たされていきます」。
6の行程を決して電子レンジで行わないでください。せっかく生地にこもったヒーリングのエネルギーが壊れてしまいます。最後に、できあがったパンをオーブンから取り出し、テーブルの上におきます。そして適度に温かいうちにパンの上に両手をかざし、5分ほど再度エネルギーをパンに注入します。そのときもう一度、同じように観想します。
これで、身体に良いエネルギーパンの出来上がり。この方法は、ほかの料理をつくるときにも応用可能です。たとえば、手打ちうどんやそばを自分で作るとき、餃子やハンバーグを作るときなどです。手が彼女のようにヒーリング・ハンドでなくても、パンや料理を食べる人への愛情を込めて一生懸命に作れば、ある程度はエネルギーを込めることができるようです。
おいしい食事は私たちを癒してくれます。しかしヒーリングのエネルギーのこもった(あるいは愛情のこもった)料理は、それ以上に私たちを癒してくれます。それは食事によるスピリチュアルな癒しといえるのではないでしょうか。そのような食物を、私は「スピリチュアル・フード」と呼びたいと思っています。詳細は、近く出版される拙著『スピリチュアルの世界がよくわかる本』(中経文庫)に書きましたので、興味のある方はお読みください。
※ 無料電子小冊子『Qウエーブヒーリング 幸せの秘密』(pdf形式)のダウンロードはこちらからご自由にどうぞ。
★本コラムの著者・ほおじろえいいち先生は、月刊『ザ・フナイ』3月号にもご寄稿くださいます。『ザ・フナイ』もぜひお読みください!
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1974年埼玉大学理工学部生化学科卒業。東京医科歯科大学医用器材研究所にて約3年間、「ホルモンの生体制御学」なる先端科学に挑戦。1980年に詩集『心的惑星圏』を自費出版。その後短編小説や詩を書いていたが、1993年、光文社より『脳に眠る「月のリズム」』を出版し、科学ジャーナリストとしてデビュー。以来、先端科学とスピリチュアリティ統合を目指して執筆活動を続けている。シェルドレイクの仮説を紹介する『なぜそれは起こるのか』(1996年)はベストセラーになった。
『魂の記憶』(2003年)を出版後は生きる意味に取り組み、ヒーリング・エナジーの研究を始めて、『幸せの進化形』 『ヒーリング・エナジー』(いずれも2005年)を出版。また、2006年12月にロシアのベストセラー本の邦訳版『「振り子の法則」リアリティ・トランサーフィン―幸運の波/不運の波の選択』、続いて2007年7月に『「願望実現の法則」リアリティ・トランサーフィン2―魂の快/不快の選択』ともに
(ヴァジム・ゼランド著 ほ
おじろ えいいち監修 徳間書店刊)を出版。2008年2月に『スピリチュアルの世界がよくわかる本』
(中経の文庫)、2009年10月に『ポジティブ思考では、なぜ成功できないのか?』
(学習研究社)を出版。2006年に無限波動技術株式会社(Q-Wave
Technologies Inc.)を創設し、Q‐WaveヒーリングDVDなどを提供し始める。2009年12月に『人生を変えたいときに観るDVD』(発売・発行:無限波動技術)を出版。
公式サイト:http://www.eiichihojiro.jp






























