スピリチュアル・エナジー-ほおじろえいいち氏-

このページは、科学ジャーナリストの
ほおじろ　えいいち氏によるコラムページです。
ほおじろ氏は、先端科学とスピリチュアリティの統合を目指した内容の執筆をされています。

　世に言われる「聖地」とは、普通の土地や場所と、どのように違うのでしょうか？　この点について、私は昔からいろいろと考えてきました。広辞苑には聖地とは、「神聖な土地。神・仏・聖人などに関係ある土地」とあります。しかし、その本質はいったい何か？　そこに何かエネルギー的な背景があるのではないか？　これが、私の長年の疑問でした。

　私たちが聖地と呼ばれるようなところに行って、しばらくのあいだ滞在すると、いろいろと素晴らしいことが起こります。それはだいたい次のように３つくらいにまとめることができると思われます。

�@心や身体についた厄(やく)や魔(ま)が払われる。あるいは、心身が強化され、ながく患っていた病(やまい)が癒えはじめる。運もよくなる。

�A直観力・集中力・創造力・瞑想力などが高まる。その結果として、私たちが真に幸せになるような良い願望が実現するようになる。

�B神仏や精霊、ハイヤーセルフといった大いなる存在から啓示を受けて、人生のすすむべき道がわかるようになる。神聖なるサイキック能力――たとえばその人の問題（過去世由来のカルマなど）が瞬時にわかったり、未来を透視する力など――が養われる。非常にスピリチュアルで、恍惚的ともいえる至福感を体験する。

　どうしてこういうことが起こるのでしょう。もちろん人によっては、なにも起こらないと感じることもあるでしょう。しかし、そこがほんとうの聖地なら、上の３つのうちどれかがほんの少しでも起こるに違いないのです。

　最近になって私はクリスタルについて色々と研究し、特殊なクリスタルと触れ合うことによって、ひとつの仮説にたどり着きました。それは、聖地とは、「クオーツ・クリスタル」（水晶）が関与した「パワー・スポット」ではないかというものです。具体的にいえば、地殻中のクオーツ・クリスタルから発せられるヒーリング・エネルギーが大量に湧出するスポットです。だから、人がそういう聖地に入ると、奇跡的な体験をするのではないかと思うのです。

　地球は水におおわれているので、水の惑星といわれます。しかし地殻の中を見てみると、ほぼ７割が二酸化ケイ素を主成分とする水晶クリスタル系の物質によって構成されています。その中には想像もつかないくらいの巨大な塊のクウォーツ・クリスタルもたくさんあります。

　ところがこのクリスタルにはとても特殊な性質があります。結晶構造や取り囲む環境などがある条件を満たすと、素晴らしいヒーリング・エネルギーを発するのです。地球の中にあるクウォーツ・クリスタルから発せされるヒーリング・エネルギーが集まって湧出する場所、それが聖地（つまりパワー・スポット）なのではないか？　そして、そのヒーリング・パワーを受けると、私たちは前述の３つのどれかを、多かれ少なかれ体験するのではないか。私はそう考えるのです。

　このヒーリング・エネルギーは、昔から「気」とか「生命エネルギー」といわれているものともとても関係しているようです。もしかするとその本質は同じかもしれません。

　風水では、高い山（これを祖山[そざん]と呼ぶ）から地球自体の気や生命エネルギーが龍脈[りゅうみゃく]に沿って流れ降りており、龍穴[りゅうけつ]と呼ばれる大地のつぼのようなところから、大地のパワーとして噴出しているといいます。実際に龍穴からは、光の柱が立ち上るのが観察されることがあります。人間の身体には経絡が張り巡らされていて、いたるところにツボがあるように、地球の表面にも気や生命エネルギーの流れる経路が張り巡らされていて、いたるところにツボのような地点が存在しているのです。

　なかには不思議とそれらの地点がきれいな直線状に並ぶこともあります。それが、いわゆる「レイライン」です。有名なのがイギリスのセント・マイケルズ・レイライン。その線上には多くの教会や遺跡など、聖地とばれているところがあります。そして、このような大地のツボからは、地殻中の膨大な量のクウォーツ・クリスタルから発せられたヒーリング・エネルギーが集まって、大規模に噴出していると思われるのです。

　そのような場所は、世界各地で発見されています。ハワイ諸島、オーストラリアアボリジニの聖地、アンデスにある天空の聖域マチュピチュ、病をいやす奇跡の地下水で有名なドイツのノルデナウ。さらにアメリカ・アリゾナのセドナ。ここからは、エネルギーが渦状に噴出しているといいます。それゆえその地は「ヴォルテックス」と呼ばれているのです。

　ヴォルテックスは、ロシアにもいくつかあります。その多くは冬、雪に閉ざされる北の奥地、ウラル山脈とシベリアに。世界遺産に指定されているキジは昔、自然崇拝の祭礼の場だったそうです。バラーンという聖地には立派な修道院があります。修道僧たちは昔この地の素晴らしいエネルギーを感知しながら修行をしていたというのです。実は、これらのスポットにもエネルギーの湧き出す「ヴォルテックス」があるといわれています。

　私たちの地球は、昔からいたるところで素晴らしいヒーリング・エネルギーを発していたのです。

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※ロシアのヴォルテックスから採取されたクリスタルを日常的に使っていると、使っている場所が聖地のようになり、上記の３つのような体験をすることができるともいわれています。詳細はこちら→　http://www.eiichihojiro.jp/crystal/index.html 

★　ヒーリングＤＶＤについてはこちら
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http://www.eiichihojiro.jp/coconi/index.html 　　
新しい体験談も掲載されました（新着体験談）。→　http://www.eiichihojiro.jp/ 

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