「“女船井”と呼ばれる経営者」の幸せになる生き方

このページは、船井本社グループのイリアール株式会社の代表取締役を２００６年から務める（※2022年退任）乗附なほみによるコラムページです。
舩井幸雄が経営術を実践的に教え、“女舩井”と呼んだ唯一の女性経営者です。
経営者として、女性として、舩井幸雄の教えを活かした生活をお伝えしていきます。

久し振りに、肌について記します。
化粧品を作っている立場として、これからの季節のケアについて
ぜひお知らせしたいと思うからです。

日本では、１１月〜３月に湿度が下がり、
乾燥した空気に肌の水分が奪われます。
肌が乾燥すると、以前ご紹介した通り、
「バリア機能」が壊れて、滑らかな肌状態を保てなくなります。

シワができる、カサカサする、赤くなる、などの症状が出て、
肌は乾かした分だけ老化するのです。

「目が大きく鼻筋が通って、輪郭がスッキリしている。」
若い時は、こういう人が、美男、美女と言われます。
４０代、５０代になると、こうした造形上の美しさには変化が訪れ
代わりに、肌や歯がきれいな人、若さを保っている人が素敵に見えます。

若い時に「美人」と言われた人も、シミや顎のたるみが出現したら、台無しですし
男性は、顔立ちよりも、肌がきれいで清潔感があり、表情が生き生きしていると、
人間的な魅力が増して見えます。
シワシワしていると、おじいさんに見えてしまいますよ。

「４０過ぎたら顔は自分の責任」、と言われます。
今日から、ちょっと意識してみませんか？

�@肌を乾燥させない
朝晩、洗顔した後には、化粧水と乳液またはクリームを忘れずに。
男性も、一塗りで済むオールインワンタイプのクリームを塗りましょう。
何度も申しますが、乾燥はシワの原因。
若くみずみずしくいるために、水分の補給は必須、
そして塗った水分の蒸発を防ぐために、油分の補給も必要です。

冬になると、足のスネが痒くなる方へ。
それは乾燥でバリア機能が壊れているから。
オールインワンクリームを塗ると、治まりますよ。

�A肌を触らない　叩かない
洗顔でゴシゴシ洗ったら、バリア機能が壊れます。
肌を必要以上に触ると、雑菌が付きますし、肌に刺激となり、
ニキビ、吹き出物、シミ、赤みなど、さまざまな炎症が起きます。

もし、化粧水をパッティングしていたら、今日からやめましょう。
殆どの人の場合、叩く力が強く、「圧迫ジミ」「肝斑」の原因になるからです。

コットンで化粧水を付けるのも、あまり良くないと私は思います。
コットンに化粧水が消費されるので、メーカーとしては
そのほうがいいですが（笑）。
ケバ立ったり、水分を吸って固くなったコットンは、
それ自体が肌の凶器。
指先で、やさしく付けるのがいいと思います。

繰り返しますが、肌は乾かした分だけ老化しますので、
日本の冬の乾燥には要注意。
女性はもちろん男性も、若々しい肌でいるためには、保湿が最も大切です！