「“女船井”と呼ばれる経営者」の幸せになる生き方

このページは、船井本社グループのイリアール株式会社の代表取締役を２００６年から務める（※2022年退任）乗附なほみによるコラムページです。
舩井幸雄が経営術を実践的に教え、“女舩井”と呼んだ唯一の女性経営者です。
経営者として、女性として、舩井幸雄の教えを活かした生活をお伝えしていきます。

年間700回ほど外食している乗附なほみです（笑）。
以前は料理が息抜きで楽しかったのですが、
今は、仕事に集中するためと、
近隣や知り合いの飲食店を応援したい気持ちから、
ランチと夜ご飯、ほぼ外食です。
もう1つ、恵比寿・代官山は飲食店が多く競争が激しいので
材料を買って作って洗い物をするより、お店で食べた方が
むしろ安いという理由もあります。

頑張っている飲食店を応援したいので、
Facebookで「ナホミシュラン」と銘打ち、リーズナブルで
コスパが良くてお薦めできるお店やメニューをご紹介しています。
（友人限定投稿で非公開なので、よかったら友人申請してください）

「ナホミシュラン」の☆の数は、1つから3つまで。
美味しさや豪華さではなく、コストパフォーマンス、お店の努力度
という観点で、☆を付けさせて戴いています。
☆☆☆は、並々ならぬ営業努力を続けているお店。

お客側にとって、とてもお得感があって愛されるから、
緊急事態宣言で、夜の営業が8時までという現在も繁盛しています。

今、集客ができなくて困っている店と困っていない店の違い
具体的に、どんな努力をしているかというと
お客様を囲い込むための努力。

囲い込む＝お客様が喜んでリピートしてくれるということです。

毎回、感動するほどの工夫があったり
店員さんやオーナーさんと仲良くなって、
ちょっとしたサービスをしてくれると、リピートしてしまいますよね。

そうしたお店のサービスに加え
繁盛店に共通するのが、SNSの活用が上手いこと。

お客様にSNSを通じて、新メニュー、新サービス、予約状況を
随時お知らせ。
行列店、予約が取れない人気店も、空き具合を発信して
無駄なく席を埋めています。
「今日はガラガラなので、どなたかいらしてください(泣)」
「お弁当はじめました。今日のおかずは・・・です。」
「とても良いマグロが特価で入荷したのでこんなメニューを作りました」
などなど。
いわゆる「映える写真」が添えられていると、行きたくなるし
行けば自分で撮影した写真を友人知人に見せたくなりますよね。

日頃、お客様とSNSでコミュニケーションが取れていれば、
ご無沙汰感もなく、ずっと繋がっていられるので
今は外出できない人も、宣言が解除されれば、来店してくれるでしょう。
お弁当なら、すぐに買いに来てくれるかもしれません。
お客様が来ない、と嘆くばかりのお店は、まだまだやることがあるのでは？

私の友人には、芸能界の方や講師業の方も多いのですが
SNSを活用してライブ配信をしたり、
スタエフ（stand.fm）、clubhouseなど
新しいメディアを取り入れたりしています。
芸能界も舞台やイベントは減りましたが
Netflixなどの媒体で、一気に世界マーケットが広がりました。

コロナ禍で、劇的に世界が変わったんです。
どんな大企業も、何もしなければ衰退していくだけ。
さあ、どんなチャレンジをしましょうか？