「“女船井”と呼ばれる経営者」の幸せになる生き方

このページは、船井本社グループのイリアール株式会社の代表取締役を２００６年から務める（※2022年退任）乗附なほみによるコラムページです。
舩井幸雄が経営術を実践的に教え、“女舩井”と呼んだ唯一の女性経営者です。
経営者として、女性として、舩井幸雄の教えを活かした生活をお伝えしていきます。

来年は戌年とあって、年賀状や初詣にと
犬の晴れ着（女の子は着物、男の子は袴）のご注文を
先月末に、年内お届け確約分を
締め切らせていただいたほど、たくさん頂戴しました。

自分の愛犬に着せるために犬の服を作り
「代官山Nahomilly」というブランドを始めて１５年以上経ち
私の周りでは、犬や猫の晴れ着は当たり前になりましたが
世の中では、まだ珍しいようで、
例年以上に、ＴＶ局から取材の依頼があり、
ＮＨＫの生中継、フジテレビ、日本テレビ、
そして世界１１３ヵ国、７２９放送局に配信されるロイター通信
と撮影も続いて、バタバタしているこの頃です。

皆様は、年賀状などの準備は、されましたでしょうか？
ＳＮＳによって、年賀状の数は減る一方ではありますが
写真や手書きの年賀状は嬉しいもの。
２５日までに投函すれば、１月１日に届きますので、その前に準備しましょう。

神様はお正月に、人や物に「新しい生命」を与えるために現れるのだそうです。
その歳神さまのパワーをいただき、良い年に。
ということで、今回は、新年の準備・開運ポイントをご紹介します。

１．大掃除で綺麗にして、お正月のお飾りを
年末の大掃除は、１２月２８日までにするといいそうです。
（年が明けてからのお掃除は歳神様を追い出してしまうのでＮＧです。）
綺麗にしたら、歳神様が降臨してくださるように、縁起物を飾りましょう。
清められた場所、神様がいらっしゃるのに相応しい場所です、というサインですね。

常盤木（常緑広葉樹）である松には、
神様が宿る、祀る、待つといった意味があり
「門松」は、神様が家にいらっしゃる際の目印。
「しめ縄飾り」は、しめ縄、紙垂に、
長寿や家の繁栄を象徴する裏白や橙などの
飾りがついた物で、
不浄な物の侵入や災いを除けるという意味があります。

一夜飾りは神様に失礼になるので、３１日は避けてくださいね。

クリスマスはリース、お正月はスワッグと、手作りするのも楽しいですね。
スワッグは、松の枝を買って１００均にある飾りを付ければ、安価で簡単。

干支の置物も飾りましょう。


２．鏡餅は、穀物神である「歳神」さまに捧げる神聖なもの
そして鏡餅を２８日か３０日にお供えしましょう。
２つのお餅は、月と日、陰陽を表し、
福徳が重なって縁起が良いそうです。
鏡開きは、歳神さまがいらっしゃる松の内が明けてから
（いくつかの地方を除き）　１月１１日に。
鏡餅には歳神さまの霊力が宿っているので
包丁は使わず、木槌などで割って、いただきます。


３．初詣
どこの神社へ行くのがいいのでしょうか？
私はこれまで、親元から自立してから、いろいろな神社で初詣をしてきました。
今年は、元旦（午前４時頃）に伊勢神宮に着き、お神楽をあげ、お詣りしました。
日本古来の唯一の福の神様である恵比寿様が大好きで、
会社と自宅を恵比寿においているため、
恵比寿神社には、伊勢神宮に行く前と後にお詣りします。
でも欠かせないのは産土神、生まれた土地の神社です。
私の産土神さまは新宿区の神社ですが、
その神社で、ご祈祷をして戴くようになってから
運が開けたと思っています。

相場の格言では、「辰巳 天井、午 尻下がり、未 辛抱、申酉 騒ぐ。
戌 笑う、亥 固まる、子は繁栄、丑つまずく、寅 千里を走り、卯 跳ねる」
といいます。
来年は、みんなが笑える年になりますように。