「“女船井”と呼ばれる経営者」の幸せになる生き方

このページは、船井本社グループのイリアール株式会社の代表取締役を２００６年から務める（※2022年退任）乗附なほみによるコラムページです。
舩井幸雄が経営術を実践的に教え、“女舩井”と呼んだ唯一の女性経営者です。
経営者として、女性として、舩井幸雄の教えを活かした生活をお伝えしていきます。

年末年始、手書きの文字を見たり書いたりする機会が多く
美文字でコメントが書かれた年賀状を拝見するたび、
こんなきれいな字を書けたらなぁ、と思いました。
文字には人柄が表れる。
ですから、美しい文字が書けると、得することも多いですね。
そこで今日は、複数の書道の先生に教えていただいた
大人のきれいな字を書くコツをまとめたいと思います。

コツ１　ゆっくり丁寧に書くこと
コツ２　中心を揃えること
コツ３　レイアウトを考えながら書くこと
　　　　　ハガキや便箋いっぱいに書くより、余白を考えるときれいに見えますね。
　　　　　また、漢字と平仮名な混じる場合は、平仮名を小さく書きます。

私の最大の悩みは、名前がうまく書けないことでした。
平仮名で、「なほみ」
全部の文字に結びがあって、恰好を付けにくいのです。
武田双雲先生や、書道の先生方に見本を書いていただいて
それなりのコツを掴みましたので、ここでシェアしたいと思います。

武田双雲先生によるお手本
この平仮名の元の漢字
奈保美
を意識して崩して形作ります。

美→み　は形がかけ離れているので
イメージを掴むのが難しいですが
点線のような形（四角形）を意識すると
良いそうです。

結びのポイント
ひらがな４６文字のうち、
「お す な ぬ ね は ほ ま み む よ る」にある結び。
丸く書くと子供っぽくなります。
三角を意識すると、大人っぽく形付けしやすいそうです。

「な ま」は、上の武田双雲先生の「な」の字のような三角を意識します。

三角を意識して、私も書いてみました。
「お　す む」は、 や＜の形を意識して回します。

他の字は、左向きの魚や、リボンの形をイメージして回します。
最後が「へ」の形になるように意識すると、いいようです。

書きにくいひらがな
兼崎先生の字をご紹介します。


元の漢字を意識しましょう。
「を」は遠。
中心が真ん中に無いので、最も難しい字です。
無理に中心線を意識せず、前に書いた文字に合わせて書くと
全体のバランスが取れる不思議な文字です。

「ひ」は比
「ふ」は不
「え」は衣

「は」の左側は、跳ねても、まっすぐでも。
曲線美を意識して、真ん中の空間を少し開けると、きれいに見えますね。

個々の字を単独で練習しすぎると、ゲシュタルト崩壊してしまいそうなので（笑）、
好きな和歌や歌詞などを書いて、前後の文字との繋がりも合わせて練習し
お礼状などをすぐに書けるようにしていこうと思います。