「“女船井”と呼ばれる経営者」の幸せになる生き方

このページは、船井本社グループのイリアール株式会社の代表取締役を２００６年から務める（※2022年退任）乗附なほみによるコラムページです。
舩井幸雄が経営術を実践的に教え、“女舩井”と呼んだ唯一の女性経営者です。
経営者として、女性として、舩井幸雄の教えを活かした生活をお伝えしていきます。

舩井幸雄会長がおっしゃった通り
豊かな人生を送る上で、
「好きなこと、得意なこと、興味のあることを仕事にする」
のが、一番いいこと。

今回のように、突然、仕事ができなくなることが起きても
好きな仕事なら、また頑張ろう！と思える。
得意なことなら、どこかで役に立てる。

それにしても、楽しい仕事、好きな仕事ができない・・・
せっかく独立したのに。人生を懸けて頑張ってきたのに。
やむなく続けられない・・・
こんな状況は、考えるほど、悲しくなります。

でも起きてしまった今は、考えても焦っても仕方ありません。
一旦、落ち着いて。

会社勤めも、個人事業でも、仕事をするということは、
ながーい長いマラソンを走っているようなもの。
いい時もあれば、こんな時もあります。

経営者なら、心もお金も、会社と雇用を守るために
備えておかないとなりません。常に覚悟が必要なんですよね。

ところで、今回、世界中が止まって、時間ができたことで
人生で大切なこと、自分の生き方、何のために働くのか？
などについて、考えた方が多かったようです。
SNSで、昔の写真、子供の頃の写真を投稿するリレーも流行りました。

いわば、人生の棚卸し。
これまで、どんなことをしてきたか、
（スキル、財産、人脈などなど・・・）　何を持っているか。
何のために仕事をするのか？

自分自身のやり甲斐、生き甲斐のため
自分や家族の生活のため
将来のため
社会のため
欲しい物を買うため
仕事を通じて得られる知識、達成感・満足感が欲しいから

人生は無限ではない上に
体を自由に動かせる時間は、限られています。

今まで縛られていたものを手放して、
本当にやりたい事をする
好きな仕事や趣味に邁進する
家族や友人との時間を大切にする
新しい事にチャレンジする

今は、歴史の上でも、個人にとっても、1つの区切り。
算盤の願いましては・・・というところでしょうか。
ここから新しい時代に入りますので、よろしくお願いします。
という意味ですね。

さあ、この先、どんな人生にしましょうか？