「“女船井”と呼ばれる経営者」の幸せになる生き方

このページは、船井本社グループのイリアール株式会社の代表取締役を２００６年から務める（※2022年退任）乗附なほみによるコラムページです。
舩井幸雄が経営術を実践的に教え、“女舩井”と呼んだ唯一の女性経営者です。
経営者として、女性として、舩井幸雄の教えを活かした生活をお伝えしていきます。

経営をしていると、たくさんの人に会い、さまざまな仕事の仕方を見ます。
　処理能力が早い・遅い、キャパシティが大きい・小さい、
　マルチタスク・シングルタスク、ミスが無い・多い
いろいろな人がいます。

処理が早く正確でマルチタスクなら、
キャパシティが大きく、たくさんの量がこなせます。
そんなスーパーマンのようではなくても、
ポジティブな気持ちで、集中力をもって仕事をすれば、
かなり生産性は上がり、いわゆる「仕事ができる人」になります。
一方で、「そんな仕事、私には無理……」と、トライすらしない人もいます。
時間が経つほどに両者の違いは大きくなり、収入にも差が付くでしょう。

その違いは何か？
個人の能力を決めるのは、何よりも、本人の気持ち。
「できない」と思ったら、できないし、「できる」と思えばできるんです。

子供の時にやった、鉄棒の逆上がりや跳び箱。
できる、と思って臨まないと、決してできるようにはなりませんよね。
「できる」と決めて、取り掛かれば、大抵の事はできるようになります。

自転車は、一度、乗れるようになれば、
その後は、どんなにブランクがあっても
乗れますよね？
できるまでは少し大変でも
ポイントをクリアしてしまえば、
２回目からは簡単に思える。

もし今、あなたにとって、困難に思えることがあったら
セルフイメージを大きく持って、瞬間勝負で乗り越えましょう。

　おまじないは、「私はできる」です。

もっとできるはずなのに……もったいないな、と思う人が時々います。
たとえば、何歳になっても、自分探しをしている人。
何かを目指し、試しては困難にぶち当たり、
その壁を越えられずに別の道を行く……
これを繰り返しても、いい人生にはならないように思います。
困難に当たったら、「私はできる」と、おまじないをかけてみて。
成功している人は、困難をいくつもクリアした人なのです。