「“女船井”と呼ばれる経営者」の幸せになる生き方

このページは、船井本社グループのイリアール株式会社の代表取締役を２００６年から務める（※2022年退任）乗附なほみによるコラムページです。
舩井幸雄が経営術を実践的に教え、“女舩井”と呼んだ唯一の女性経営者です。
経営者として、女性として、舩井幸雄の教えを活かした生活をお伝えしていきます。

海外からの入国も出国も徐々に解禁になってきましたが
航空運賃、ホテル代が高騰し、加えてガソリン高と急激な円安により
旅行代が高いっ！　ハワイはビックリ価格
あえて言えば、お薦めはグアム。
コロナ前以上にスムーズに入出国できて
今のところ、旅行代もそんなに高騰していないようです。

ついに1ドル135円超え。
この円安は、しばらーく続くと思います。

子供の時に父から株を教わり、為替についても高校1年生で
フランスに留学した1978年からずっと、ウォッチングしていますが
節目がなくなった今、天井を試している局面に見えます。

ドル円レートが劇的に動いた歴史？(笑)　を記しますと・・・
　1949年から1ドル＝360円に固定されていたのが、
　1971年12月にワシントンのスミソニアン博物館で行われた
　10カ国蔵相会議で、308円となり、（←スミソニアンレート）
　1973年2月14日から、変動相場制になりました。

　私がウォッチングを始めた1978年10月に、152円になり
　1985年までは、これが最高値でした。
　その間の1982年11月には270円台を付けています。

　そして、ご存じの「プラザ合意」で
　（1985年9月22日にN.Yのプラザホテルで行われた
　米国、英国、西ドイツ、フランス、日本の蔵相・中央銀行総裁会議）
　為替レート安定化に関する合意がなされ、
　235円から、1日で約20円変動し、翌1986年には150円台に。

　その後は1987年の122円、1995年4月19日の79円75銭と
　高値を付け、2009年12月は90円前後、
　東日本大震災後の2011年10月31日に75円32銭に。
　安値では、1990年の160円20銭、1998年の147円66銭。
　ここ10年を見ると、
　2015年6月5日に125円84銭、翌2016年6月24日は99円。
　106円、115円、123円あたりに壁があり
　その近辺でどちらかに動くということを繰り返してきました。

今回は、それらを突き抜け、2002年の135円69銭の水準へ。
こうなると次は、上記の147円、160円まで節目が無く、
過去のような国際的な会合でもない限り、円安が続くように思います。

しばらくは旅行に行かないからドルを売ろうかな、という方
もう少し待ってもいいと思います。
逆に海外へ行く方や、外国製の高額品を買う予定の方は
早めに動いた方が良さそう。
今後、海外製品の値上げが円安を理由に促進しそうです。

車は部品も含め、調達が難しく、また車体価格も高騰基調。
海外製の時計は、高額品ほど、すごいことになっています。
デパート等のホールセールの取り扱いを止め直販にシフト。
直営店でも争奪戦。
リシャール・ミルは、既に新品の購入は難しいけれど
ロレックスも転売防止のため、なかなか買えなくなっています。
私はそうしたものに全く興味はありませんが
市場ウォッチのため、常に情報収集しています。
秋にガラパゴスへ（足腰が丈夫なうちに遠くへ）行こう
と考えているので、ホテルや交通機関の支払いを済ませました。
貿易事業をされている方は、コロナに続き
しばらく難しいドライビングになりますね。

私達は、今こそ、日本の製品を買いましょう！