「“女船井”と呼ばれる経営者」の幸せになる生き方

このページは、船井本社グループのイリアール株式会社の代表取締役を２００６年から務める（※2022年退任）乗附なほみによるコラムページです。
舩井幸雄が経営術を実践的に教え、“女舩井”と呼んだ唯一の女性経営者です。
経営者として、女性として、舩井幸雄の教えを活かした生活をお伝えしていきます。

今日から４月。そして新元号が発表になり、新しい時代に突入します。
浩宮様は、学習院で主人の同級生で、中学生の時に鉄道のお話を伺ったことがあり、時が経つのがとても早く感じます。

平成の間に、あなたは何をしましたか？
何をやり残しましたか？

改元を一つの区切りとして、今までのことを振り返り、
次の時代、どのように生きるか、と考えていらっしゃる方も
多いのではないでしょうか。

昭和から平成への改元の時、私はEPSONの宣伝部に所属しており
カレンダーや広告などを作る関係で、前年から様々な想定の元に
動いていましたが、年を越えられたので、休暇を取って、
久しぶりに海外へ出掛けていました。
成田空港に着いたら、モニターで小渕さんが「平成」と書かれた額を
持っている映像が流れていて、ビックリしました。
そのまま急いで会社に向かい、出稿を予定していた広告を控えたり
印刷物などの変更をしたりと、大忙しで
昭和が終ったことを実感したのは、かなり後のことです。

今では、人生の中で、昭和より平成の方が長くなりました。
平成の３０年間は、２０代〜５０代でしたので、かなり変化がありました。
個人的には、平成でやり残したことはありません。
ちょうど、キリよく片付いた案件もあり、
新たな時代へ、またやる気を出している所です。
舩井会長に「生涯現役がいいよ。経営者はそれができるからね」
と言われたことを思い出し、
何歳になっても時代の変化に柔軟に対応できるよう、
心身を整えよう、と考えています。

あ、家の大掃除と、消費税が上がる前にリフォームをしなければ（笑）。
個人も会社も、制度疲労、設備疲労に対処しなくてはなりませんね。