「“女船井”と呼ばれる経営者」の幸せになる生き方

このページは、船井本社グループのイリアール株式会社の代表取締役を２００６年から務める（※2022年退任）乗附なほみによるコラムページです。
舩井幸雄が経営術を実践的に教え、“女舩井”と呼んだ唯一の女性経営者です。
経営者として、女性として、舩井幸雄の教えを活かした生活をお伝えしていきます。

2022年、明けましておめでとうございます。
今年は壬寅（みずのえ・とら）、また九星との組み合わせでは
「五黄の寅」
古来、寅は「虎は千里往って千里還る」と言われ
また毛が黄金色であることから、最強の金運の象徴。

前回36年前の「五黄の寅」は、1986年でバブル経済が始まった年。
株価もなんだか当時を思い出させる流れに。
で、今年は、夏に参院選もありますし、そうは下がらないでしょう。
そして物価が上がります。

主に食品関係は、業界の方に伺ったお話からの推察ですが
肉・小麦などを使うものが外食含め、大きく上がることと思います。
金（Gold）も下がることはなさそう。
都市部のマンションも、リモートワークで下がるどころか
物件が少ないため上昇傾向。
生活必需品以上に、宝飾、ブランド物、ホテル宿泊費などは、
コロナ禍のマイナス分を取り返すように、ますます上がるでしょう。
つまり、トレンドは物価上昇ですから、もし今、現金をお持ちでしたら
一部を金などに変えておくといいと思います。

ロスでは、ひと月で、なんと16％も物価が上がったとか。
外食ではランチでも$20は当たり前、家賃・ガソリン代・・・
カリフォルニアでは年収650万円以上ないと暮らせなくなったそうです。

日本では、物価上昇が給与アップに結び付くには
時間が掛かると思いますが
パワーカップル（共働き）の増加や、副業、Ｗワークで、
世帯年収は上がるかもしれません。
経口薬やワクチンでコロナが落ち着くと、
こうした方々が経済を回すことになるでしょうか。

昨年の初め、このコラムに書いた通り
2021年は日本の社会自体が変わり、個人の年となりました。
企業の終身雇用、定年制、年功序列はなくなり
個人が事業主となる時代になっていきます。
これから益々、上下ではなく、横の繋がりが肝要、
そして自分のスキルとコミュニケーション力を磨くことが
上手く生きる鍵のようです。

今年、私事では、還暦を迎えます。
サザエさんの磯野波平さんが54歳、フネさんが50ン歳
という設定を知ってビックリしましたが、以前は60歳というと
お爺さんお婆さん、大先生、恩師といったイメージでした。
舩井幸雄会長をはじめいつも周りには大先生や先輩がいらして
一番年下で甘えられた時期が長かったので
至らない事だらけの自分が、年だけは60になることに驚きですが
人生一巡して、また新たな成長ができるよう
時間を大切にして生きていきたいと思っております。

あなた様にとって、2022年が良い年でありますように。