「“女船井”と呼ばれる経営者」の幸せになる生き方

このページは、船井本社グループのイリアール株式会社の代表取締役を２００６年から務める（※2022年退任）乗附なほみによるコラムページです。
舩井幸雄が経営術を実践的に教え、“女舩井”と呼んだ唯一の女性経営者です。
経営者として、女性として、舩井幸雄の教えを活かした生活をお伝えしていきます。

職業柄、健康に良いと言われるものを
自社で取り扱うかどうかのテストも含めて、いろいろ試しますが、
一番大切なのは、口から入れる食材だと思います。

土付きの無農薬菊芋

体調を崩しやすい人は、食事時間が不規則であったり、
ダイエット、偏食など、食べる量にムラがあったり、
ファストフードやコンビニ食が多いように思います。
かといってオーガニック等に、こだわりすぎも、
あまり良くないのかなあと思います。

私が最近、取り寄せているのは、無農薬の「菊芋」です。
今、注目されている「イヌリン」という成分を多く含んでいる
スーパー野菜です。

お芋ではない！　糖質制限も応援
芋という名前ですが、芋ではなく、キク科ヒマワリ属。
糖分（デンプン）はなく、水溶性の食物繊維が主なので、低カロリー。
（でもお芋やご飯の様なボリュームがあり、満足感・満腹感を得られます。）

そしてイヌリンの他にも、ビタミン、ミネラル、必須アミノ酸、
ポリフェノール　セレンを含んでいます。

美味しく食べられます

どんな味？
味は、ぬめりの無い里芋とか山芋という感じ。
お芋のようにホクホクした感じではなく、
少しシャキシャキして……
癖が無く、ほんのり甘さを感じる人もいます。

生でも煮ても焼いても美味しくいただけます。
菊芋のレシピを検索すると、実にたくさん出てきます。
生でサラダとして、またお醤油をつけて食べるのが一番いいそうですが
私は、歯ブラシで洗ってから、少しの塩で茹でたものを常備しています。
お味噌汁の具、炒め物、グラタンなどにすぐに使えて、とても便利。
お弁当のおかずにも向いています。

ブラシで土を落とし

茹でます

効用
イヌリンは人の体内では消化吸収できず、
体内で水分を含むとゲル状になり
一緒に食べた糖分や炭水化物を包み込んで、消化吸収しにくくして
血糖値の急激な上昇を防ぐそうです。
腸で、有害物質を吸着して、体外に出すのも魅力。
確かにお通じは、するっと（笑）、気持ちいい感じ。

ナトリウムと結合して塩分の摂りすぎも防げますし
コレステロールも下げ、
脂肪分の吸収も抑え、さらに体内の脂肪の消耗を促進するんですって。
しっかり食べて、ダイエットもできるんですね。

さらに「イヌリン」で検索すると、アトピー改善や、育毛などの効果も。

また大腸で発酵すると、一部がフラクトオリゴ糖に変化して
ビフィズス菌や善玉菌のエサとなって増やし、腸内環境がよくなります。

そうした効果から、美肌効果も高いと実感しています。

歴史
１６世紀頃から北アメリカのインディアンによって栽培され
日本には１８５３年のペリー来航時に伝えられたそう。
日本の第二次世界大戦時や、ヨーロッパの食糧難を救い、
今の日本人の、糖分油分の多い食事から救ってくれるのです。

へえー、と思われた方、菊芋は、１１月〜２月がシーズン。
生が手に入るのは、まさに今！ですので、
ぜひお取り寄せしてみてください。