「“女船井”と呼ばれる経営者」の幸せになる生き方

このページは、船井本社グループのイリアール株式会社の代表取締役を２００６年から務める（※2022年退任）乗附なほみによるコラムページです。
舩井幸雄が経営術を実践的に教え、“女舩井”と呼んだ唯一の女性経営者です。
経営者として、女性として、舩井幸雄の教えを活かした生活をお伝えしていきます。

今、世界中で働き方に変革が起きています。
テレワーク、リモートワークの活用が急速に進み、
残業も寄り道もしなくなり、外出の自粛や
お子さんの学校の休校もあって、家族で自宅にいる時間が増えた方
多いですね。

これまで、平日は職場にいる時間が長く、
週末は旅行でリラックスしたり、イベントを楽しんだり、
殆ど家に居なかった、というライフスタイルから、
出掛けず家にいるということになって、
閉塞感を感じている方もいらっしゃるようです。

でも女性は、家に居るとなれば、やりたい事がたくさんありますよね。
日頃できなかったことをする機会と前向きにとらえ
「居心地の良い家づくり」をしてみましょう。

居心地のいい暮らしとは
　清潔な部屋、お気に入りのインテリア
　美味しい食事
　好きな服・靴・鞄を持つ

今、家族が家に居るから、その分の家事が大変になった
というご家庭も、家族みんなを巻き込んで、
ゲーム感覚で整理に取り組みませんか？

物の整理は脳トレ
目標は、マンションのショールームのような部屋。
まずは、クローゼットや棚、冷蔵庫を整理。
しまったまま、忘れている物を発掘するべく
一度、全て出して、選別し、効率的に入れ直します。

整理整頓とは立体パズルですね。
空間認識は脳トレになります。

物の形やサイズを見て、
どう入れたら便利か？
使った後、元に戻しやすいか？
を考えて、無駄なスペースができないように収納しましょう。

こうして、服・靴・食料品・日用品・本のストックを管理・入れ替え。
ついでに昔のアルバムをスマホで撮影して実物は整理する、
靴や鞄を磨く、なんていうことをしていると、
あっという間に時間が経ってしまいます。

疲れたら食事は手抜き。
ストックしていたレトルト食品を活用したり
調味料を一気に整理するため、スープカレーを作ったり
余り物をみじん切りにして餃子の皮でくるんで水餃子にしたり
それもまた楽し。

暮らしを見直して幸福度アップ
トイレットペーパーの買い溜めが話題になりましたが
私はマンションのリフォームをして、物の整理をしてから
トイレットペーパーやティッシュなど嵩張る物を
溜めない暮らしに変えました。
そうしたら、トイレや洗面所がスッキリして気持ちいい。

実家を出て30年、今ある物は全て自分で買ったもの。
物を持ちたい、欲しいと思っていた頃は、欲張りだったかも。
どんどん物が溜まって収納スペースはパンパンどころか、
あちこちに、はみ出していましたが
消耗品をできるだけ買わないことにしたら
部屋が綺麗になった上にお財布の中身があまり減らないと気付きました。

紙袋や箱も、できるだけもらわない。
全ての物を必要以上に持たないと決めて、
物に対する執着心を捨てたら、心もさっぱり！

世の中では大きな変化が起きますが
それがどうであれ、自分を幸せにできるのは、自分自身。
人や物やサービスに感謝し、心を健康に。

卒業式・入学式がなくなって売上激減のお花屋さんを
支援とばかりに花を生けたり、音楽を流したりして
快適な部屋で、毎日を送りましょう。