「“女船井”と呼ばれる経営者」の幸せになる生き方

このページは、船井本社グループのイリアール株式会社の代表取締役を２００６年から務める（※2022年退任）乗附なほみによるコラムページです。
舩井幸雄が経営術を実践的に教え、“女舩井”と呼んだ唯一の女性経営者です。
経営者として、女性として、舩井幸雄の教えを活かした生活をお伝えしていきます。

２０１９年、皆様は、どんなスタートを切りましたか？
私は、年初に、ある通販で買ったものが、
全額返還キャンペーンに当選し、幸先のいいスタートとなりました。

この勢いに乗って、運気を上げたいですね。
運気といえば……言葉の選び方が、その人の運気を左右します。
いいチャンスを掴みたい、夢を叶えたい
年初に、そう考えている人は、今年、言葉の選び方に気を配ってみては？

機会があれば
気になる言葉があります。
それは、「機会があれば」です。


YAHOO！オークション、メルカリなどで取引をすると
デフォルトの挨拶文に、「機会があればまたお願いします」
と例文があり、取引の最後に、この文章が送られてきます。

また、インスタやFacebookのコメントにも
「機会があれば行ってみたいです」
「機会があれば食べてみたいです」
という言葉が溢れています。

社交辞令として、またそんなに深い意味はなく
「いつかまたお願いします」
「いつか行ってみたいです」「いつか食べてみたいです」という感覚で
「今すぐではないけれども、いつか」という言葉に置き換えられ、
いいですね、という肯定、相槌の意味で、
軽く使われているのかもしれませんが
もしも本当に、また購入して欲しい、行ってみたい、食べてみたい
と望むのであれば、この言葉は使わないほうがいいと思います。
機会というのは、作るものですから。
私の投稿に、「機会があれば行ってみたいです」ではなく
「行ってみたいです」「食べたいです」というコメントが来たら
すぐにお誘いするかもしれません。

いつかそういう機会（チャンス）が来たら、と
待っていては実現できないことがたくさんあります。

ビジネスも、交際も、イベントや旅も。
場合によっては万障繰り合わせてでも機会を作る。
少なくとも、そういう意思表明は必要です。

直接会って会話していれば、本気度はわかりますが
メールやＳＮＳなどの文章のやり取りでは、
それが社交辞令なのか本当にそうしたいという意思があるのか
伝わりません。
だからこそ、言葉選びは大切です。

このコラムの第一回にも書きましたが
「チャンスの神様には後ろ髪がありません」

今年、皆様が、チャンスの神様の到来を見逃しませんように。