「“女船井”と呼ばれる経営者」の幸せになる生き方

このページは、船井本社グループのイリアール株式会社の代表取締役を２００６年から務める（※2022年退任）乗附なほみによるコラムページです。
舩井幸雄が経営術を実践的に教え、“女舩井”と呼んだ唯一の女性経営者です。
経営者として、女性として、舩井幸雄の教えを活かした生活をお伝えしていきます。

今朝は、タイガー・ウッズがマスターズで１４年ぶり、５度目の優勝を果たしました。
幼少期からゴルフの才能を発揮し、生涯獲得賞金１億ドルを超え、
誰もが知る活躍をしましたが、
膝の怪我、スキャンダル、交通事故、腰の怪我、投薬などで低迷。
昨年から本格的に競技に復帰し、先程、メジャー１５勝目を挙げました。
ゴルフは精神力のスポーツとも言われ、大きな大会では優勝が懸かると
今回、最終日最終組で一緒に回ったモリナリ選手のように
プレッシャーでスコアを落としてしまう選手もいます。
彼のファンではありませんが、人生で、これだけ大きな浮き沈みと、
今大会、最終日のプレッシャーを、今までの経験や努力、卓越した精神力で
乗り切ったことは、すごいと思います。

話は変わりますが、母が先日、私の家に来て、
スクワットして元気アピールをしながら
「為せば成る、為さねば成らぬ何事も。成らぬは人の為さぬなりけり」
と呟き……亡き私の父の部屋に、この言葉が貼ってあったと言いました。
母は、この２年、腰椎骨折や、心臓にペースメーカーを入れるなどして
もう自力で歩くことは難しいだろうと周囲は思っていましたが
見事に復活し、９３歳にしてこの意欲。
何を成そうとしているかは不明ですが（笑）
人に迷惑を掛けず元気に長生きしたい、という意思表明かと思います。

多くの経営者も座右の銘にしている上杉鷹山のこの言葉が、
今日はいっそう、心に響きます。
できないと諦めてしまうのは、まだ早い！

舩井幸雄会長も
「自己啓発や経営戦略の手法をいくら知っていても、
それらの努力を途中でやめてしまっては、知らないことと大差はありません。
どんな仕事でも、何があっても、途中であきらめない粘り強さが、
その仕事を成功させる。」とおっしゃっていました。

絶対に成す！という強い気持ちと、行動を継続することの大切さを
改めて感じています。